「横須賀焼きドーナツ」に新フレーバー-地元FM局と共同開発

店頭に並ぶ新商品「ス・プ・リング」

店頭に並ぶ新商品「ス・プ・リング」

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 浜松・横須賀でスーパーを経営する「さんかい食品」(浜松市浜北区横須賀、TEL 053-585-0222)で販売している「横須賀焼きドーナツ」に新フレーバーが加わり、人気を集めている。

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 「横須賀焼きドーナツ」は、昨年6月に発売。同社社長の三海昭雄さんが「何か面白い商品を自社開発したい」と思案していた中、知人から米粉を使ったドーナツの話を聞き商品化を決意。最初は、米粉とフレーバーのバランスや、生地を1日寝かせるか寝かせないかで食感が異なるなどで開発の時間を要したが、試行錯誤の末、商品化にこぎ着けた。

 販売開始後は口コミで人気が広がり、販売数は徐々に増加。リピーターも増えているという。今年に入り、地元FM局から消費者参加型の商品開発に関する打診があり、今回の新商品が誕生した。

 同商品は桜の花と甘納豆のフレーバーを使い、春にちなんだ商品ということから、「ス・プ・リング」と名付けた。価格は200円。桜の花の香りがほんのり甘く香るのが特徴。売れ行きは好調だが、一つひとつ手焼きのため生産が間に合わない状態が続いている。

 ほかにも、抹茶味の「抹茶マン」(200円)、チョコ味の「チョコココココア」(180円)、レモン味の「パパレモン」(180円)など、すべて三海さんが「面白く覚えてもらいたい」と考えネーミングしている。

 今後の展開について、三海さんは「父の日や母の日などの、いろいろなギフト用品としても使ってほしい。もっと知名度が上がり、多くの方に食べてもらえれば」と話す。

 販売は4月30日まで。

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