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浜松に1坪菓子店-自宅の玄関スペースを活用し主婦が開業

自宅玄関を利用した販売スペース

自宅玄関を利用した販売スペース

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 浜松・向宿に菓子店「菓子工房 MUW(ムー)」(浜松市中区向宿、TEL 090-7685-7147)がオープンして1カ月がたった。

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 店主の堀尾睦(むつみ)さんはカフェで5年間店長を経験。退社後も友人から菓子作りを頼まれるなど、趣味で作り続けるうちに「もっと多くの人に手作り菓子を食べてもらいたい」という思いが強くなったという。自宅のキッチンに専用のオーブンを設置し、玄関スペースを利用して同店を開いた。

 店舗面積は約1坪。玄関に商品棚を設け、約10種類の菓子を販売する。「一軒家の玄関が販売スペースなので入りづらいと感じる人もいるかもしれないが、気軽にチャイムを鳴らして入ってきてもらえれば」と堀尾さん。

 商品はクッキーやマフィンなどの焼き菓子がメーン。材料は国産小麦や三温糖、きび砂糖などを使用。砂糖の量を控えめにして、果物など素材本来の甘みを大切にしているという。完熟したバナナを生地に練り込み焼いた「完熟バナナマフィン」(200円)や、刻んだオレンジピールやクルミ、アーモンド、レーズンを使った「ナッツとフルーツのコーンフレーククッキー」(280円)などをそろえる。季節によって旬の果物を使った商品も用意。事前予約に応じて、ホールケーキも販売する。

 「オープンから1カ月がたち、近所の人や口コミで知った客などが来店するようになった」と堀尾さん。「相談していただければ希望の菓子も作るので、ぜひ利用してもらいたい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~14時。水曜、日曜、第1・3土曜定休。

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