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浜松でジャズの祭典-プロから学生までが熱く演奏する1週間が開幕

昨年の「ヤマハジャスフェスティバル」風景

昨年の「ヤマハジャスフェスティバル」風景

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 浜松市内で現在、ジャズの複合イベント「ハママツ・ジャズ・ウィーク」が開催されている。

昨年ソラモで行われた「ストリートジャズフェスティバル」風景

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 今回で23回目の開催となる同イベント。プロから小学生までが参加し、「アクトシティ」の大ホールから浜松駅前のギャラリーモール「ソラモ」など街中で1週間かけて行われる。

 イベントは6つの企画で構成される。「ヤマハジャスフェスティバル」ではテレビのCM曲なども担当してきたプロシンガー「ギラ・ジルカ」や、世界的に活躍するジャズトラッペット奏者「日野皓正」、アメリカのビッグバンド「GORDON GOODWIN'S BIG PHAT BAND(ゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・ファット・バンド)」を迎えたライブを実施。「スチューデントジャズフェスティバル」では小学生から高校生までのジャズバンド9団体が全国から集まり演奏する。

 ジャズとほかのジャンルのものを組み合わせた企画も実施。「親子で楽しむジャズコンサート」では絵本の朗読とジャズ演奏を合わせた、一風変わったステージを披露。「ジャズと落語の粋な関係 佐藤允彦『じゃず高座』」では、落語家とバンド演奏との掛け合いでアドリブを織り交ぜながら会場を盛り上げる。

 「夜のジャズクラブ」では、市内のジャズクラブで30組以上のバンドが日替わりで演奏。「ソラモ」「ザザシティ中央広場」「かじまちヤマハホール」「キタラ(浜松駅北口広場)」「アクトシティ浜松サンクンプラザ」の5会場では「ストリートジャズフェスティバル」を開催。浜松近郊で活動するバンドやボーカルとギターのデュオなどが演奏し街中に音楽を響かせる。

 現在、浜松駅周辺や商店街にはイベントの旗が装飾され活気づいている。昨年は1万5000人を動員し、今年はそれ以上集客することを目指すという。「多くの方はジャズを難しく考えているが、実際は気軽にリズムに乗れて奏者の会話も楽しく聴ける音楽」とイベントを主催するヤマハ人事・総務部の阿部裕康さん。「予備知識が無くても大丈夫なのでぜひ来場していただきたい」とも。

 スケジュールなどの詳細はサイトで確認できる。10月26日まで。

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