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浜松の農園の片隅にカフェ新店 旬の果物を生かしたメニュー提供

店舗外観

店舗外観

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 浜松・都田に5月5日、カフェ「GARDEN CAFE HACKBERRY(ハックベリー)」(浜松市北区都田、TEL 053-428-7003)がオープンした。

自家製ジャムと生クリームを添えたホットケーキ

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 同所は、都田のフレンチレストラン「連理(れんり)」の約3000坪ある自社農園の一角に位置する系列店。農園の奥にゆっくりできる場所を作りたいという思いから店長の中村藍さんが企画。農園で取れた食材を使い、自然を眺めながらお茶ができるガーデンカフェという形で実現した。店名の「HACKBERRY」は、フレンチレストランの店名となっている「連理の木」である「榎」の英名。「連理の木は縁結びの木とも知られている。この木の下、多くの人たちの出会いが生まれていたらと思い名付けた」と中村さん。

 店舗面積は約15坪。席数はテラス9席、テーブル10席の計19席。店内は、白を基調としたシンプルモダンな雰囲気。窓も大きめに取ることで、店内から榎や農園を眺めながらカフェを楽しめる造りになっている。

 旬の食材にこだわる同店。メニューに使われている果物のほとんどが、自家農園で取れた旬の果物。そのため通年メニューは少なく、収穫時期ごとに切り替わる。「果物やハーブなど、自家農園で取れた食材をできるだけおいしく提供するように心掛けている。これから夏に向けて、夏ミカンやブルーベリーが旬を迎えるので楽しみにしてほしい」と中村さん。

 フードメニューは、松阪牛の生産農家から直接仕入れたコロッケを使った「松阪牛のコロッケサンド」(600円)や自家製フルーツソース使った「ふんわりホットケーキ」(800円)、プレーンとブルーベリーが入った2種類のスコーンを自家製ジャムと生クリームを添えて提供する「スコーン」(500円)など約10種。フードメニュー単品の注文はできず、全てドリンクを一緒に注文する。ドリンクメニューは、自家製の果実酢を炭酸で割った「フルーツビネガー」(600円)やカップ約2杯分の大きめのフレンチプレスで提供する「おすすめコーヒー」(700円)など12種(価格は全て税別)。

 「浜松にいることを忘れてしまうような非日常の空間を用意しているので、ぜひ一度立ち寄ってほしい」と中村さん。「自然の中にあるカフェを生かしたイベントなども開催できれば」とも。

 営業時間は10時~17時。日曜・月曜定休。

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