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浜松「三ケ日みかん」を使った水まんじゅう、地元の和菓子店が発売

みかん果肉を使った「三ケ日みかんの水饅頭(まんじゅう)」

みかん果肉を使った「三ケ日みかんの水饅頭(まんじゅう)」

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 浜松・三ヶ日に本店を構える老舗和菓子店「入河屋」(浜松市北区三ヶ日、TEL 053-525-0902)が7月8日、三ケ日みかんの果肉を使った水まんじゅう「三ケ日みかんの水饅頭(まんじゅう)」を発売した。

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 くず粉を炊いて冷やし固めて作る水まんじゅう。モッチリとした食感が特徴で、これまで同店では毎年夏の時期になると生地にミカンの花の蜂蜜を使った「はちみつ水饅頭」(130円)や、生地に抹茶を使った「はちみつ水饅頭 濃茶」(150円)を販売してきた。以前より夏の暑い時期に酸味のある水まんじゅうを作りたかった5代目の松嵜善治郎さん。地元の特産品である三ケ日みかんのペーストを使った同商品を開発し、販売にこぎ着けた。

 三ケ日みかんを皮ごと使ったみかんペーストを生地に練り込み作る同商品。餡(あん)の代わりに三ケ日みかんの果肉を包み込む。ミカンと蜂蜜の甘い香りがし、皮の若干の苦味と中の果肉の酸味との組み合わせが特徴だという。「今までの和菓子には無い鮮やかな色合いで、見た目にも楽しめる」と松嵜さん。

 全般的に和菓子の売り上げが下がる夏の時期にもかかわらず、販売開始後の売れ行きは好調で、通常タイプの「はちみち水饅頭」に比べ3倍以上売れる日もあるという。

 「地元の特産であるミカンを使った商品で暑い時期に涼を感じてほしい」と松嵜さん。「地元のPRに貢献できれば」とも。

 価格は150円。本店の営業時間は8時~19時30分。商品は入河屋全店で販売する。

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