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浜松に日本酒バー 店主が選ぶ濃厚な味わいの日本酒そろえる

多くの日本酒好きの来店を願う店主の鈴木さん

多くの日本酒好きの来店を願う店主の鈴木さん

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 浜松・田町に9月16日、日本酒バー「シティライツ」(浜松市中区田町、TEL 053-453-4545)がオープンした。

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 飲食店で5年間の経験を持つ店主の鈴木智之さん。「自分の意志で全てを決めることができるようにしたい」という思いから独立を決意。一人で店を運営することを前提に10坪以下の店舗を探し、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約9坪。席数はカウンター10席。店内は、白を基調とした壁面に明るめの木のカウンターを設け柔らかい雰囲気を演出。女性が一人でも気軽に入れる空間を目指したという。「ジャズを聴きながらおいしい日本酒が飲める店」をコンセプトに、店内には常にジャズを流す。

 「主役は日本酒」と鈴木さん。料理は、日本酒を引き立てるメニューを意識しそろえる。提供する日本酒も辛口淡麗は一切置かず、濃厚で芳醇(ほうじゅん)なタイプの日本酒のみを約20種類用意。全て鈴木さんが自ら試飲し選定する。「全国には何千種類の日本酒があるので全てを試飲することはできないが、できるだけ多くの日本酒を試飲し、おいしいと思ったものを提供していきたい」

 料理は「本日のチーズ」(単品=450円、盛り合わせ=1,200円)をメーンに、「コンビーフパテ」(700円)や「青大豆のオイル和(あ)え」(500円)など約10品を用意。「濃厚な日本酒とチーズがとても合うので試してほしい」という。

 日本酒は半合をグラスに注ぎ提供し、いろいろな銘柄を楽しめるように配慮する。用意する銘柄は「米宗 山廃 純米」(500円)や「タクシードライバー おりがらみ」(550円)、「長珍 備前雄町50」(700円)など。ビールも用意する。

 小ロットでの仕入れを基本にしている同店。日本酒は1升、ビールは全国の小規模醸造所から1ケース、チーズも各種類1つから仕入れており、商品の入れ替わりが早い。来店のたびに新たな商品を提供したいという思いから、そうした形で仕入れているという。

 「お客さんと話を楽しみながら接客できるように頑張りたい」と鈴木さん。「土日は15時から開店しているので、軽くお酒を引っ掛けたいという人も気軽に立ち寄ってもらえたら」とも。

 営業時間は17時~翌1時(土曜は15時~翌1時、日曜は15時~23時)。火曜・祝日定休。

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