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浜松のバーがラーメン店にリニューアル 1日50食限定で

店舗外観

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 浜松・大工町のダイニングバーが6月8日、ラーメン店「TOKYO RAMEN」(浜松市中区大工町、TEL 053-452-5830)にリニューアルした。

鶏ベースのしょう油ラーメン「TOKYO RAMEN」と「ローストビーフメシ」

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 2007年にダイニングバー「sposic cafe do(スポジックカフェドゥ)」としてオープンした同店。店主の中谷晃ニさんによると、ランチ営業を始めるに当たりに、ダイニングバーの店舗デザインを生かしたラーメン店にリニューアルすることを思いついたという。今年5月末にダイニングバーを休業し、独学でラーメン作りを学び、1カ月間の試行錯誤の末、理想のラーメンが完成。オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。席数はカウンター12席とテーブル13席の計25席。店内はダイニングバーの時の内装をそのまま生かした。コンクリートの打ち放しの壁面や人工芝で彩られた壁面、ステンレスのカウンター、常時流れるハウスミュージックなどが都会的なカフェのような雰囲気を演出する。

 提供するラーメンは「TOKYO RAMEN」(780円)の1種類のみ。あっさりしながらもうま味を感じられるスープにしたいとの思いから、鶏ガラではなく鶏手羽先、骨付きモモ肉、モミジを使い、ネギやショウガなど4種類の香味野菜で味を調えているという。しょう油ダレには、香川と島根、滋賀産のしょう油の3種類をブレンド。麺は東京の有名製麺店「三河屋製麺」から味わいと風味が楽しめる細麺を仕入れる。トッピングは、チャーシューの代わりにローストビーフを添える。ほかにも、「九州産明太子ライス」(220円)や「自家製ローストビーフライス」(320円)も提供。キッチンサイズの問題から1日の仕込みで提供できるラーメンは約50食。昼に約30食と夜に約20食を用意し、売り切れ次第終了。

 カフェやバーとしても営業する同店では、エスプレッソマシンを用意。「コーヒー」(300円)や「カフェラテ」(350円)を販売し、テークアウトにも対応する。18時以降は、「マルゲリータ」(980円)、「ホルモン」(780円)などのおつまみメニュー6種類と、ビールや焼酎、ワインなど約20種類のドリンクを用意する。

 「リニューアル前は入りにくい店として有名だったので、気軽に立ち寄れるような空間にしたい」と中谷さん。「飲んで、食べて、お茶して、楽しい時間を過ごしてほしい」とも。

 営業時間は、11時30分~14時30分、18時~24時。月曜定休。

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