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浜松・葵西にコラボ居酒屋 手羽先の味にほれ込み

店主の松岡拓冶さんと太田夫妻

店主の松岡拓冶さんと太田夫妻

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 浜松・葵西に6月1日、居酒屋「太陽の家×いこいのひろば」(浜松市中区葵西、TEL 053-523-9529)がオープンした。

食べごたえのある自慢の手羽先の唐揚げ

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 店主の太田志寿代(しずよ)さんは約1年前から同所で居酒屋「いこいのひろば」を経営していた。同時期に松岡拓冶(たくや)さんが経営する移動式ファストフード店「太陽のチキン」に出会い、手羽先の味にほれ込み、その後1年、夫婦で「太陽のチキン」に何度も出向き、手羽先を食べるようになった。太田さんから「厨房が空いているから使ってみてはどうか」とアプローチしたところ、松岡さんも固定店を持ちたいという思いと、自分の作る手羽先をこれほど好んでくれた人と事業をしたいという思いから、コラボ出店を決意。太田さんと松岡さんの思いが重なる形で、リニューアルオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約80坪。カウンター9席、テーブル席72席の計81席。天井が高く、広々とした店内。店内中央に、向かい合わせになるカウンター席が用意されており、「いこいのひろば」のコンセプトでもある「世代や性別、趣味が違っていても会話のできるコミュニティー」が考えられた空間となっている。キッズスペースも用意されており、子連れでも気軽に入店できる。

 メニューは「いこいのひろば」で提供していた「国産もも肉の一枚炙(あぶ)り焼き」(680円)や串ものの「ささみぐし(梅・わさび・チーズ・明太マヨ)」(各290円)など約50種類に、「太陽のチキン」のメニューである「手羽先の唐揚げ」(150円)やランチ限定で「てりたるチキンバーガー」(600円)を加えた。「太陽のチキン」の看板メニューである「手羽先の唐揚げ」は、さっぱりとしてコクのある味わいでありながら、肉々しく食べごたえのあるボリュームと食感だという。「普通盛り(5本)」(500円)から「タワー盛り(30本)」(2,800円)など、5種類の盛り方でシーンに合わせた注文ができる。

 「固定店ができたことで、いつどこにいるか分からないという移動店の悩みが解消できた。今までのファンを大切にしながら、地域の人のためにあるお店にしていきたい」と松岡さん。「自分のお店を浜松の各地に出店することで、浜松の系列店を周回できるような食べ歩きのプランを提供できたら」とも。

 営業時間は、11時~14時、17時~22時。水曜定休。

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