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浜松・千歳町に大衆居酒屋 全国の旬の食材を集め

塗り壁や障子のある和風の店内

塗り壁や障子のある和風の店内

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 浜松・千歳町に7月6日、居酒屋「大衆居酒屋 グレイシー」(浜松市中区千歳町、TEL 050-3491-4683)がオープンした。

店舗外観

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 「濵松有楽街酒場 黒フネ」や「和酒専門 晴々」の姉妹店となる同店。店主の杉原勇樹さんは今年に入り、世話になっていた同所の居酒屋店主に店を閉めるので知っている人に引き継いで欲しいと話を持ちかけられた。千歳町は敷居の高い店が多いと思っていた杉原さんは、気軽に立ち寄れる店にしようと決意。もとの店舗の雰囲気を引き継ぎながら、大衆居酒屋という形で店構えを整え、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約10坪。席数は、テーブル6席、カウンター6席の計12席。塗り壁に障子をあしらうなど和の雰囲気が漂う落ち着いた空間。看板もシンプルでわかりやすいものに変更し、気軽に入店できるような見た目に仕上げた。

 今までの経験やつながりを生かし、食材を調達する杉原さん。メニューには浜松の食材を中心に、その日に仕入れた全国の旬の食材を使った創作料理が並ぶ。脂が上質でクセがないという地元のブランド豚「はまな三丁目豚」を使った「葉しょうが肉巻き」(580円)や「トマト肉巻き」(600円)には、地元で取れた野菜を使い、地域の食材へのこだわりも持つ。

海鮮料理は、その日に仕入れた魚を刺し身や焼き魚を提供する。ほかにも福井県の河野漁港から直送された魚介を使った「イカの竜田揚げ」(480円)や「しめ鯖」(680円)などを用意。日本海は海水が冷たいため脂ののりがよいという。鶏料理は、愛知県産の「錦爽鶏(きんそうどり)」を使った「手羽先の唐揚げ」(500円)や「錦爽鶏のレバー」(480円)などを用意。皮が薄く肉質が柔らかいことが特徴で触感が楽しめる料理だという。

 「地元の食材を大切にしながらも、全国のおいしいものをリーズナブルに提供していきたい」と杉原さん。「ふらっと気軽に立ち寄れるような大衆居酒屋にしたい。食と酒を通じて地域に必要とされ愛されるお店にしていけたら」とも。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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