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JR浜松駅に「シロクマ」親子出現 リアルすぎて話題に

「ヤマハ」ブースのシロクマ親子の等身大フィギュア

「ヤマハ」ブースのシロクマ親子の等身大フィギュア

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 JR浜松駅構内で7月21日、シロクマ親子のフィギュア展示を始めた。

デジタル絵本のQRコードステッカー

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 JR浜松駅コンコースには大小2つの展示スペースがあり、浜松の企業3社が1年交代でブース展示を行い、それぞれ趣向を凝らし会社のブランドのイメージ向上や製品のPRを行う。今年は大スペースに河合楽器製作所、向かい側の小スペースにヤマハが展示をしており、ヤマハのブースでシロクマ親子の等身大フィギュアが展示されている。

 製品やサービスを通じて顧客に感じて欲しい価値として「愉しさ」「美しさ」「確信」「発見」を掲げる同社。今回の展示はシロクマ親子を顧客に見立て、同社の価値を表現し、大切な人と幸せな時間を共有して欲しいという思いをのせた。普段からビジネスマンが多く通り、直虎ブームで観光客が今まで以上に多い現在のコンコース内で、通りがかりの新幹線利用客に驚きや感動を与えようという考え。「幸せそうなシロクマ親子がヤマハの考えるフィロソフィーにピッタリときた。忙しいビジネスマンや旅行帰りの方などが展示を見ることで、安らいで心の休憩をとっていただけたら」と広報部の山中哲郎さん。

 リアルなシロクマ親子のフィギュアを見た人の中には、驚いて振り返ったり、立ち止まり写真を撮ったりする人も多く、ツイッターやインスタグラムなどのSNSにも投稿され話題となっている。

 ブースにはQRコードの付いたステッカーを置き、アクセスするとデジタル絵本「パパのたび」を読むことができる。かわいらしいシロクマのイラストとストーリーが同社の「大事にしたい思い」を伝える。第1話「らっこのカスタネット」は音や楽器に関連するストーリーで、子ども供も読みやすいようにひらがなとカタカナで表記。パソコン、スマートフォンなどの各種端末から見ることができる。

 山中さんは「満足そうに寝ている愛らしいシロクマ親子を見た方が、その驚きや感動を家族や友人などの大切な人とシェアしてほしい。新幹線で浜松に帰ってきた方が家で話題にしたり、家でデジタル絵本を子どもに読み聞かせたりと、幸せを共有できるきっかけとなれば」と話す。

 展示期間は来年6月までを予定。

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