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アクトシティホテル展望回廊が夜間特別営業 県内一の高層から浜松の夜景を一望

浜松の夜景が望める「展望回廊」

浜松の夜景が望める「展望回廊」

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 浜松・板屋町のオークラアクトシティホテル浜松(浜松市中区板屋町、TEL 053-459-0111)の展望回廊が現在、営業時間の特別延長を行っている。

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 展望回廊の管理が同社に変わってから約10年の間、来場客や宿泊客から同所で夜景を見たいという声はあったが、夜間営業の実施に踏み切れていなかった。今年、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の影響で観光客が増えていることから、観光客や宿泊客などにも浜松の夜景を見てもらおうと、通常18時までの営業時間を21時まで延長することとした。

 位置する同所は地上185メートルで、県内一の高さを誇る。東西に40メートルある回廊からは、日中は南に遠州灘や中田島砂丘を望むことができ、北側の回廊からは北アルプスや南アルプスを望めるほか、冬の天気がよく空気が澄んだ日には富士山を見ることもできる。西側は佐鳴湖や浜名湖が見渡せ、浜松の景色を一望できる。現在は大河ドラマ放映による影響から観光客も多いため、北側回廊には「井伊家縁の地」のパネルを設置し、観光名所を写真や文章で説明している。

 夏の時期には、完全に日が暮れ、建物の明かりや自動車の照明などが多い20時ごろの夜景が見頃だという。「冬でも一定の短い期間しか夜景を見ることはできないので、夜間営業をするこの期間はとても貴重」と販売促進部の辻祐実さん。

 同期間には浜松科学館とのコラボした割引サービスを用意。プラネタリウムを利用してきた来場客の入場料は、通常大人500円(小人=300円)を300円(同=150円)に割り引く。「星空を楽しんできた人には浜松の夜景も、浜松の夜景を楽しんだ方には星空も楽しんでもらおう」という思いから始めたという。

 「営業時間を延長したことで、ビアガーデンを利用したカップルやレストラン利用者などを見掛けるほか、宿泊客の方にも喜んでもらえている」と辻さん。「これほどのきれいな景色を見ることができることを知らない人もまだまだ多いと思う。浜松の夜景はとてもきれいなので、ぜひ一度見に来てほしい」とも。

 営業時間は10時~21時(最終入場時刻は終了時刻の30分前。貸し切りで入場できない場合や時間短縮の場合有り)。今月31日まで。

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