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浜松・村櫛にカフェ 浜名湖の魅力を伝える拠点として

三角屋根小さな白塗りの店舗

三角屋根小さな白塗りの店舗

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 浜松・村櫛町に9月2日、カフェ「はまなこ みんなのカフェ むらくしビーチ」(浜松市西区村櫛町)がオープンした。

窓を広く取った店内

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 オーナーの岡井詠子さんは村櫛在住で、湖岸から望む浜名湖の景色に癒やされ、村櫛の地で何かをしたいという漠然とした思いを持っていた。5年前にロードバイクを始め、浜名湖全体でサイクリストを全国から呼ぼうと力を入れていることを知った岡井さん。サイクリストが立ち寄ることのできるポイントを作りたいという思いから、以前は海の家が並びにぎわっていた村櫛海水浴場にカフェをつくろうと決意。湖西市で経営しているカフェでの経験とロードバイクの整備の勉強を経て、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約7坪。カウンター2席、テーブル10席、テラス席8席の計20席。村櫛の湖岸に小さな白塗りのかわいらしい三角屋根の建物が2軒並ぶ。それぞれの建物は景観を楽しむために窓を大きく取っている。南側の建物はカフェとしてゆったりと過ごせるスペースを用意。北側の建物は席を組み替えたり、ギャラリースペースとして使ったりと自由な空間とした。浜名湖に向かってオープンテラスを設け、浜名湖の景観を一望することができる。ドッグランも併設し、ペット連れでも楽しむことのできる空間に仕上げた。

 ドリンクメニューはオーダーが入ってから豆を引き、一杯ずつ抽出するコーヒー「オリジナルブレンド」(500円)や国産レモンや地元のレモンを使った「自家製レモネード」(650円)など8種類を用意。アルコールとして「ハイネケン」「コロナエキストラ」「バスペール」(以上、700円)など5種類のビールをそろえる。

 フードメニューには「ホットドッグ」(500円)と「ポテチ」(350円)を用意。夏限定で「練乳いちご」(600円)や「抹茶あずき」(680円)など、かき氷9種類も提供している。岡井さんは「今後は軽食を中心にフードメニューを増やしていき、カレーも提供していく予定」と話す。

 「トライアスロンのスタート地点にもなっている村櫛はマリンスポーツも盛ん。マリンスポーツを楽しむ人やサイクリストだけでなく、いろいろな人に浜名湖の魅力を伝え村櫛の湖岸からの美しい夕日を楽しんでもらえたら」と岡井さん。「10月には雑貨を扱ったイベントを開催する。ギャラリーとしても機能するスペースも用意しているので、イベント性の高い空間にしていきたい」とも。

 営業時間は10時~15時(土曜・日曜・祝日は日没まで)。水曜、第2・4木曜定休。

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