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浜松・千歳町にそば店 そばとカモ料理主力に、一品料理も

麺には香りの良い袋井産のそば粉を使ったそば

麺には香りの良い袋井産のそば粉を使ったそば

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 そば店「蕎麦切り 御旨(みよし)」(浜松市中区千歳町、TEL 053-543-5170)が10月17日、浜松・千歳町にオープンした。

黒と白のモダンの雰囲気に木材で温かみのある空間を演出した店内

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 浜松市街地を中心に、日本料理店や中華そば店など5店舗を運営するみそのグループ。酒とつまみを食べ、しめにそばを食べる「蕎麦前」文化を広めようとそば店の出店を決意。カモ料理や一品料理なども楽しめるそば店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約45坪。カウンター10席、テーブル16席の計26席。店内は黒と白を基調にしたモダンの雰囲気の中に、木材で温かみのある空間に仕上げた。入り口に面打ち場を設置し、そば打ちをする姿を見ることもできる。そばの香りを楽しむために店内は全面禁煙とした。

 メニューは冷たいそばの「もり」(800円)や「天せいろ」(1,780円)、温かいそばの「かけ」(800円)、「天ぷらそば」(1,780円)などを提供。冷たいそばのだしはそば湯で割った時にカツオの香りが出るように本枯節を使ったストレート。温かいそばはサバやカツオ、シイタケ、昆布などさまざまな素材からだしをとり、酒や他の料理を食べながらでも楽しめるように仕上げた。麺には香りの良い袋井産のそば粉を使い、二八そばで提供し、調味料には地元の「明治屋醤油」のしょうゆや、静岡の粗塩など、できるだけ地元の食材を使うよう心がける。ほかにも臭みがなく甘みがあり食べやすい奈良の「倭鴨(やまとがも)」を使った「鴨せいろ」や「鴨南蛮」(以上、1,580円)なども用意。「鴨ネギ」(480円)、「鴨つくね」(380円)、「鴨鍋」(1,580円)などのカモ料理もそろえる。「焼鴨」(1,380円)は石のプレートにのせ、自分で焼くスタイルで提供。表面が香ばしく、おいしいとリピーターが多いという。

 「店内全面禁煙なので、子連れの家族や妊婦の人にも来ていただきたい。店構えは日本料理店のような雰囲気があるが、そば店なので気軽に立ち寄ってもらえたら」と店長の佐藤優一さん。「そばメニューだけでなく、カモ料理や一品料理も品ぞろえを増やしていく。日本酒や焼酎なども豊富に取りそろえたそば店として、『蕎麦前』文化を広めていけたら」とも。

 営業時間は17時~25時。日曜定休。

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