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浜松市動物園でキリンの赤ちゃん誕生 母親似の網目、元気で順調に育ち

誕生したオスのアミメキリン

誕生したオスのアミメキリン

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 キリンの赤ちゃんが7月8日、浜松市動物園(浜松市西区舘山寺町、TEL 053-487-1122)で誕生した。

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 同園オスのリョウ(9歳)とメスのシウン(8歳)の間に生まれたオスのアミメキリンの赤ちゃん。同日2時ごろに誕生し、飼育員が見つけたときにはしっかりと両足で立っている状態だったという。現在、身長は約170センチ。母親にくっついていたり、おっぱいを飲んだりと元気で順調に育っているという。「隣の部屋にいる父親のリョウが興味津々でのぞいていることも多い」と飼育委員の渡邊旭歩(あきほ)さん。

 天気の良い日に外に出したところ、しっかりと歩く姿を見せた赤ちゃんキリン。20日にお披露目会を開催。家族連れが多く、キリンの赤ちゃんを一目見ようと約70人が集まった。「かわいい」「ちっちゃい」という声が聞こえる中、母親のシウンは来園客に近づいて行くシーンも見られたが、赤ちゃんキリンはついていくことはなかった。

 生まれたキリンに対し、その年に活躍しているスポーツ選手の名前を付けてきた同園。父親は石川遼選手からリョウ、第一子は五郎丸歩選手からゴロウマル、第二子は瀬戸大也選手からダイヤと名付けられた。今回は野球の大谷翔平選手の「ショウヘイ」と、卓球の張本智和選手の「トモカズ」、ボクシングの井上尚弥選手の「ナオヤ」、バスケットボールの八村塁選手の「ルイ」の4つ候補があがっている。現在、候補の中から1つを選び投票でき、最多得票の愛称を採用する。

 「第二子のダイヤは白く生まれ、不安だったが、今回は3度目の出産なので心配はしていなかった」と渡邊さん。「生まれたときから正常な色。網目は母親に似てとても美しい」とも。

 赤ちゃんキリンの名前はキリン舎観覧通路の投票箱で募集する。締め切りは8月31日。

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