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浜松・旭町で映画「弱虫ペダル」PR展 出演者着用の自転車やユニホームも展示

多くの人の来場を期待する、店長の鈴木麻佑子さん

多くの人の来場を期待する、店長の鈴木麻佑子さん

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 浜松・旭町の浜松魅力発信館「The GATE HAMAMATSU(ザゲートハママツ)」(浜松市中区旭町、TEL 053-401-0223)で現在、映画「弱虫ペダル」のPR展が開かれている。

ユニフォームや自転車、ポスターなどを展示

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 アニメが原作で「総北高校」の自転車競技部が舞台の同映画。8月14日から全国各地で公開されるのに当たり、クライマックスシーンの多くを浜松市内で撮影したことや、同館内のレンタサイクルステーション「はままつペダル」を運営するミソノイサイクルの店舗でも撮影が行われ、ロードバイクを提供した縁もあり、同館での開催となった。

 撮影は、全8カ所、計10日間ほど浜松市内で行われた。2月から3月にかけての寒い時期の撮影だったことと、自転車競技用のユニホームが薄いことから、出演した俳優は過酷な環境での撮影となったという。三木康一郎監督が「浜松市の協力なくして撮影はできなかった」とコメントした通り、道路での撮影の許認可や、自治会などの協力もあり、撮影はスムーズに進行。ほかにも、浜松の旬の食材を使った「浜松パワーフード」のロケ弁を食べたり、同映画の公式ツイッターに出演者がうなぎを食べたことがツイートされたりなど、浜松の食も楽しんだという。

 同展では映画の撮影で使われたグッズやそのレプリカ、パネルなどの展示物を用意する。主演の永瀬廉さんが撮影で使った自転車や、俳優の伊藤健太郎さんが撮影で使ったロードバイクのレプリカを展示。ロードバイク試乗体験コーナーには、自転車レーサーの気分が味わえるロードバイクを設置する。前のタイヤを固定することで転倒せず安全に乗ることができ、ギアを入れ替えることで坂道を上っている感覚も味わえる。ほかにも、映画に登場する「総北高校」の自転車競技部が実際に着用していたユニホームや、ロケ地マップ、撮影に使われた自転車の機種紹介のポスターなどを展示。同館のエントランスには、総北高校の校門の撮影セットのレプリカが置いてあり、来場者の撮影スポットになっている。

 新型コロナウイルス感染症対策として、スタッフはマスクを着用し、来場者にもマスク着用をお願いしている。館内と展示ブース入り口に手指用のアルコール消毒を設置。展示物や自転車なども定期的にアルコール消毒を行っている。人が多く訪れた場合は入場規制も行う。

 すでに、映画に出演している俳優のファンなど多くの女性が訪れており、展示物の前や試乗車のロードバイクに乗って写真を撮影する人もいる。「浜松市は初めて自転車の大会が行われ、浜名湖を一周するサイクリングコースがあり、サイクリストの聖地。自転車競技を盛り上げるきっかけになれば」と店長の鈴木麻佑子さん。「俳優さんたちが、どんな場所でどんな撮影をしたのか見てほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時。入場無料。9月30日まで。

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