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浜松・染地台のニコエに期間限定パイ店 1日3回焼きたてを提供

多くの人の来店を期待する、事業部の髙橋睦美さん(左)とスタッフ

多くの人の来店を期待する、事業部の髙橋睦美さん(左)とスタッフ

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 焼きたてパイの店「大地のパイPOP UP STORE」が、浜松・染地台の「nicoe(ニコエ)」(浜松市浜北区染地台、TEL 053-586-4567)内に期間限定でオープンした。

商品ごとに包装が違う3種類の「大地のパイ」

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 もともと「パイ包み」というパイを発売していた春華堂。新しい商品として見直すことを考えていた時、縁あって沖縄の西表島を訪問することになり、パイナップル農家と知り合ったことから、パイナップルを使いたいと考えるようになった。こうした2つの思いが重なり、沖縄のフレッシュパイナップルを使った「大地のパイ」が誕生。今年の7月から土産物としてニコエや浜松駅などで販売し、名古屋駅でイベントも行った。徐々に認知度が上がっている中、土産物用の同商品はしっとりとしているが、焼きたてはサクサクとしていることから、焼きたてを味わってほしいと考えた。ニコエだけで楽しめる食べ方として、焼きたての商品を提供する期間限定店として同所内にオープンした。

 店舗面積は約20坪。パイナップルをほうふつさせる黄色と緑色、茶色を基調とした店内。パイナップルのインテリアなどが置かれているほか、名古屋駅のイベントで使われた大きな木があり、パイナップルをモチーフとした土産物用の箱がつるされている。

 焼きたてのパイを3種提供する同店。焼き上がりは11時、13時、15時5分の1日3回。パイが焼きあがる時間になると、スタッフが鐘を持ってニコエの中をまわり、放送でも告知される。白あんやバターなどを使っており、焼きたてはバターの香りが漂い、生地はサクサクした食感に仕上げる。定番となるのは、ドライパイナップルの繊維がゴロゴロした感じと、フレッシュパイナップルのみずみずしさの2種類の食感が楽しめる「パイナップル」。そのほか、前商品「パイ包み」の定番の味だった「マロン」と「チーズ」(以上、200円)を復活させた。この2種類が食べられるのは、同店のみとなる。

 新型コロナウイルスの対策としてスタッフは、検温、手指消毒、マスク着用を徹底。来館者にも、検温と手指消毒、マスク着用をお願いしている。店舗内には、ソーシャルディスタンスを保つよう足元に間隔をあけるための目印をつけており、店内の消毒や換気を定期的に行っている。

 焼きたてが食べられるのはここだけとあって、多い日には1日約300個販売。「家族や友人とニコエに遊びに来た際は、パイを片手に館内を回ってもらえたらうれしい」と」と事業部の髙橋睦美さん。「子どもが遊ぶことができる大きな遊具『くるりの森』や『プレイグランド082(おやつ)』も開放しており、消毒なども徹底して行っているので、気軽に遊びに来てもらえれば」とも。

 営業時間は10時~18時。月曜、火曜定休。11月15日まで。

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