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浜松・大島町に焼肉店 店主こだわりの和牛を使い地域に愛される店を目指し

多くの来店に期待する、オーナーの平野さん

多くの来店に期待する、オーナーの平野さん

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 焼肉店「焼肉処 炎蔵(かぐら)大島店」(浜松市東区大島町、TEL053-424-8765)が4月1日、オープンした。

ぎっしりとレモンを敷き詰める「炎蔵タン」

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 以前勤務していた飲食店が運営していたフランチャイズの焼肉店を譲渡されたオーナーの平野政貴さん。自身の思い描くとおりの店作りをしたいと考え、フランチャイズから退会し、焼肉店「焼肉処 炎蔵本店」(中区和合)を2019年(平成31年)に開業した。勤務するスタッフが順調に成長し、優秀な人材が増えてきたことを機に、社員に活躍の場を作りたいと考え、大島町に新規店舗をオープンすることにした。

 店舗は約15坪で、テーブル40席。アットホームな雰囲気を作りたいと考え、遠州の方言や牛のイラストなどを壁に書き込みデザイン。素材に木を多く使い、落ち着いた空間に仕上げた。密を避け、ゆったりと過ごせるように、各テーブルの間隔を広くとり設計した。

 肉の加工業者で研修を受けたことがある平野さん。和牛を中心に扱い、定期的に仕入れ先まで足を運び品質にこだわる。「炎蔵タン」(1,296円)は、牛タンの上に肉が見えなくなるほどぎっしりとレモンを敷き詰めるオリジナルメニュー。タンにレモンの風味を染みこませるため、1日寝かしてから提供する。「特上黒毛牛ロース」(1,419円)は、赤みと脂のバランスが良く、もも肉のなかでは一番霜降りが多い部位。鮮度を保つために、かたまり肉をオーダーを受けてからさばいて提供する。ほかにも、脂の旨みを感じられるジューシーな「黒毛和牛カルビ」(715円)や、独自に配合した甘タレを使う「炎蔵の唐揚げ」(715円)などを用意する。

 新型コロナウイルスの対策として、入り口にアルコール消毒と検温器、各テーブルに除菌用ウェットティッシュを用意。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を徹底する。

 来店客からは、「牛肉がどれもおいしい」「近隣に焼肉屋がなかったのでうれしい」「店内が広々としているので家族で利用しやすい」という声が届いている。「地域の方によろこばれるよう、リクエストに応えながら、さらにメニューを充実していきたい」と平野さん。「地域に密着しながら、すべての来店客に喜んでもらえる店づくりを心がけている。小さな子ども連れの家族も、気軽に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は12時~14時と17時30分~23時。火曜定休。

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