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浜松・芳川町にカフェ アイリッシュパブをイメージし大人のための非日常空間演出

店舗外観

店舗外観

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 カフェ「Glow Grow Cafe(グローグローカフェ)」(浜松市南区芳川町、TEL 053-443-7113)が4月17日、オープンした。

鮮やかな水色に染まる「ブルージャスミンミルクティ」

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 オーナーの吉山美加さんは、カフェでのスタッフ経験を積む中で、自身の店を開業をしたいと考えた。インテリアに興味があり、アイリッシュパブをイメージしたカフェにしたいと思い、自身の信頼する建築業者に店舗デザインを依頼。店名の「Glow Grow」は、英語で「輝きと成長」の意味で、「いつまでも輝け成長していけるように」と思いを込め命名。「上質なくつろぎと癒しを提供する、大人が楽しめるラグジュアリーな空間」をコンセプトにオープンにこぎ着けた。

 店舗は約20坪。テーブル35席、テラス10席が並び、入店すると赤色に広がる天井が目を引く。アイリッシュスタイルを基調としながらも、イギリス王室をイメージした喫煙コーナーや、シックなミーティングスペースなど、独特の世界観が広がる。「普段着ではなく、おしゃれをして出掛けたくなるような空間をイメージした」と吉山さん。

 食用の花びら「エディブルフラワー」を入れた水を提供し、華やかな演出で来店客を迎え入れる同店。料理には、保存料や着色料は一切使わず、契約農家から無農薬の野菜にこだわり仕入れる。「新鮮野菜のビーフカレー」(1,490円)は、玉ねぎやカボチャ、レンコンなど、野菜を豊富に使う辛口のビーフカレー。希少価値が高い日本固有種のミツバチの集める蜂蜜のみを使う「国産日本ミツバチの蜂蜜のフレンチトースト」(1,580円)は、通常の蜂蜜に比べ、濃厚なとろみと味わいを楽しめる。

 7時間かけて水出しで抽出する「アイスコーヒープレミアム」(630円)は、すっきりと飲みやすいが、苦味や酸味などコーヒー本来の深い味わいをじっくり楽しめる。コーヒーで作る氷を使い、味が薄くならないよう細部まで配慮する。水色のミルクティ「ブルージャスミンミルクティ(890円)」は、同店オリジナルのノンカフェインドリンク。バタフライピーという花から抽出される天然の青い色素とミルクが混ざることで鮮やかな水色に染まり、ジャスミンの華やかな香りが広がる。

 新型コロナウイルスの対策として、入店時にアルコール消毒をお願いし、抗菌用シートとマスクケースを提供する。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は定期的な換気を徹底し、抗菌と殺菌作用のあるオゾン発生器を設置する。

 来店客からは「エディブルフラワーの水など、演出がすてき」「内装や食器など、店内の空間がおしゃれ」という声が届いている。「随所にこだわり作り上げた店内で、ゆっくりと空間を楽しみながら過ごしてほしい。おもてなしの心で迎えるので、よろこんでもらいたい」と吉山さんは話す。

 営業時間は10時~22時だが、コロナ感染拡大対策のため5月は17時まで。水曜定休。

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