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天竜浜名湖鉄道で「人類乗車計画」 エヴァ初号機と13号機のラッピング列車を用意し

天竜浜名湖鉄道のエヴァンゲリオンラッピング列車

天竜浜名湖鉄道のエヴァンゲリオンラッピング列車

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 天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区二俣町、TEL 053-925-2276)が11月17日、遠州鉄道(東区西ケ崎町)とアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とコラボしたイベント「人類乗車計画」をスタートさせた。

「初号機」をデザインした車両の北側

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 掛川市の掛川駅から湖西市の新所原駅までを結び、途中の西鹿島駅で遠州鉄道に接続する同鉄道。国の登録有形文化財に指定される天竜二俣駅内の施設が、今年3月に公開した同映画に登場する「第3村」のモデル地になったことをきっかけに、オリジナルグッズの販売や、駅名看板を「第3村」に掛け替えるなどのコラボイベントを開催してきた。

 観光庁による「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」に、浜松市が申請したアニメツーリズムを活用した観光誘客が採択されたのをきっかけに、同じく浜松市内を運行する「遠鉄鉄道」とのコラボイベントを企画。モデル地となった天竜二俣駅をはじめ、浜松への観光誘客の促進を目指し、同イベントの開催に至った。

 イベントの一環として、アニメ版権元の監修による「エヴァンゲリオン初号機」と「13号機」をイメージしたラッピング列車を用意。列車の北側半分に「初号機」、南側半分に「13号機」を描き、1車両で2つのデザインを楽しめる。車内の天井には、作中に登場する空中戦艦「ヴンダー」を描き、「エヴァ」の世界を演出する。特製デザインの1日乗り放題切符も販売。天竜二俣駅から新所原駅区間で利用できる「みかん切符」は初号機を、掛川駅から西鹿島駅区間の「茶畑切符」は13号機をイメージしデザインした。乗り放題切符の価格は各1,430円。

 17日には出発式を開催し、天竜二俣駅にてラッピング列車を披露。19日から定期列車として運転開始する。12月1日からは、関連イベントの開催を予定。合計20箇所の駅や市内観光施設を会場に、エヴァンゲリオンのパネル設置やスタンプラリーの開催、散策マップの配布などを行う。

 営業担当の生熊正志さんは「エヴァンゲリオンのファンに喜んでもらえる企画を準備できてうれしい。これをきっかけに浜松地域を訪れて、エヴァの列車と併せて浜松観光を楽しんでほしい」と話す。

 1月31日まで。ラッピング列車はイベント期間終了後も運行する。

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