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浜松・積志町にイタリア料理店 本場イタリアで学んだシェフが本格料理提供

「この店の空気感を楽しんほしい」と話す山本店長(中)とスタッフ

「この店の空気感を楽しんほしい」と話す山本店長(中)とスタッフ

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 イタリア料理店「伊風優菜 Tiamo(イフウユウサイ ティアモ)」(浜松市東区積志町、TEL 053-544-9395)が1月14日、オープンした。

カニのうま味を閉じ込めた看板メニュー「ワタリガニのトマトクリームソース」

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 建築会社「優菜(ゆうな)」(磐田市)が運営する同店。店長兼シェフの山本晴喜さんは調理師学校を卒業後、県内のイタリア料理店に勤務。その後、本場の料理を学ぶためイタリア留学や、トリノオリンピックでメディア関係者の専属料理人を務めるなど、イタリア料理シェフとして約25年間経験を重ねてきた。飲食業への新規事業展開を検討していた社長の鈴木準さんが、ファンでもあった山本さんに声掛けし、店長として招くことでオープンが決まった。店名のティアモはイタリア語で「愛している」の意味。愛情を持って料理を作り、来店客に愛を持って接する店にしたいと考え名付けた。

 店舗面積は約45坪で、テーブル席52席を用意。店内は、大理石調の天井や、黒やダークブラウンの家具を使い、シンプルでシックな雰囲気が広がる。落ち着いて食事ができるように、各テーブルの間隔を広く取りレイアウトする。

 赤身肉が特徴の三ケ日牛を使った「三ヶ日牛サーロインのタリアータ」(2,200円)は、サーロイン肉を薄く切って盛り付ける。このほか、火を入れすぎることなく調理することで、独特の臭みを感じることなく楽しめる「ラムチョップのロースト」(2,200円)や、糖度の高さと味の濃さが特徴の浜松産トマト「ハピトマ」を使う「生ハムとトマトのサラダ」(990円)などを用意する。

 パスタは、モチモチの食感を楽しめる太い筒状のパッケリというパスタ「ゴルゴンゾーラチーズのクリームソース パッケリ」(1,760円)は、チーズの濃厚な香りが広がる。このほか、カニのうま味をまるごと閉じ込めた同店の看板メニュー「ワタリガニのトマトクリームソース」(1,760円)や、プリプリの食感の国産カキが入る季節限定メニュー「カキと冬野菜のクリームソース」(1,650円)など25種類を用意。「デザート3種盛り合わせ」(1,100円)は、ガトーショコラやティラミス、ベイクドチーズケーキなどから、好きなスイーツを選べるデザート。予約時に希望すれば、記念日用のスイーツ「メッセージプレート」として、鮮やかに盛り付けて提供する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、マスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、全ての席にパーティションを設置する。

 オープン間もないが、平日・週末問わず多くの予約を受け、順調な滑り出しだという。「良いスタッフが迎え、ゆったりとした時間を過ごしてもらえると思うので、まずはこの店の空気感を楽しんでほしい」と山本さん。「全ての料理に全力投球している。食べてもらうことで料理に対する思いを感じてもらえれば」とも。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~22時。水曜定休。

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