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浜松・舘山寺町の和食店で大食いイベント 5.5キロの丼物に4人チームでチャレンジ

「町一番の元気を発信したい」と話すスタッフ

「町一番の元気を発信したい」と話すスタッフ

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 和食店「めし処sakura(サクラ)」(浜松市西区舘山寺町、TEL 053-401-0737)が1月30日、大食いイベント「sakura飯かっ喰らう新春大食い祭り」を開催する。

国産若鶏を半日煮込み仕上げるオリジナルメニュー「白い親子丼」

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 同店は、一昨年に舘山寺町の商業施設内に、ウナギなどの地元名産料理を提供する和食店としてオープン。新型コロナ禍の影響で苦境に立たされる中、デリバリーとテークアウト需要を取り込むため、より大きな調理場が必要となり、昨年5月に同所に移転。オープン当初は、デリバリーとテークアウトのみで運営してきたが、感染状況を見計らい、昨年12月から店内での食事提供を始めた。

 同イベントは、周辺地域を盛り上げられる販促企画の一環として、昨年7月に初開催。大食い自慢が集まり、同店の販売する計24種類の弁当をいくつ食べられるかを競い合った。参加者からの評判が良かったため、今回の開催を決めた。前回は個人戦だったが、今回は4人1組のチーム戦を企画。同店の人気メニューを6品そろえ、30分の制限時間内で最も多く食べられたチームに同店の食事券を贈呈する。

 対象メニューは、丼物を中心に用意し、総重量は約5.5キロとなる。豚バラ肉の食べごたえあるメニュー「豚丼」は、しょうゆベースであまからに味付けする「黒」と、塩だれを使い白髪ネギを乗せる「白」、コチュジャンやトウバンジャンを配合した辛みそだれの「赤」の3種類を用意。同イベント限定メニュー「ウナギ船」は、通常刺し身の舟盛りに使う器を使う。約1キロのごはんを敷き詰め、肉厚なウナギを乗せて仕上げる。このほか、国産の若鶏を約半日間かけてやわらかく煮込む同店オリジナルメニュー「白い親子丼」と、自家製タマネギソースとサワークリームソースを使う「ローストビーフ丼」を用意する。

 新型コロナウイルス対策として、参加者には、来店時に手指消毒と検温、名前と連絡先の記入を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的に窓を開け換気を徹底。密を避けるため、完全予約制で開催する。

 現在、2組の申し込みを受けている。今後も、「ビール好き」や「日本酒好き」など、設定したテーマに沿ったコミュニティーの場を提供する企画を計画していくという。「コロナ禍で観光や飲食業は厳しい環境にあるが、地域を盛り上げられるように、町一番の元気を発信していきたい」と店主の古山省吾さん。「イベント開催時だけでなく、通常営業にも気軽に来店してくれれば」とも。

 18時30分開始。申し込みは、電話とSNSで受け付ける。参加費は一人2,000円。

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