食べる

浜松・鍛冶町にさつまいもスイーツ専門店 蜜あふれる焼き芋に「映え」演出

「味も見ためもたのしんでほしい」と話す社長の戸川さん(右)とスタッフ

「味も見ためもたのしんでほしい」と話す社長の戸川さん(右)とスタッフ

  • 0

  •  

 さつまいもスイーツ専門店「芋ぴっぴ。浜松店」(浜松市中区鍛冶町)が6月18日、オープンした。

1mm絹糸の紫芋とアイス

[広告]

 社長の戸川拓馬さんは、豊橋市内で飲食店に20年ほど勤務。自ら経営者になることで、従業員に時間の拘束が少ない自由に働ける場を提供したいと考え、6年前に独立した。飲食店やイベント運営を手がけてきた中で、同店がFC店を募集していることを知り、新しい事業展開としてオープンを決めた。浜松市に立ち寄った際に、街中に活気を感じたため同所で店を構えた。

 店舗面積は約4坪で、テイクアウト専門で提供。店舗は紫と黄色の「サツマイモカラー」を基調とし、壁面には大きく「芋」の文字を描き、ドアノブは焼き芋をモチーフにデザインした。

 メイン商品の「極密熟成焼き芋」は、国産サツマイモ品種「紅はるか」など、その時期の一番状態の良いものを使用。温度13度、湿度85%以上の環境で3カ月間熟成することで、デンプンの糖化が進み、糖度50%以上の甘くてねっとりとした食感になる。温度を変えながらじっくりと焼くことで、芋本来の甘みを最大限引き出し、蜜があふれる焼き芋に仕上がるという。大・中・小の3種類のサイズを用意。価格は、量り売りで100グラム当たり220円。

 「映(ば)え」を意識して盛り付ける「極密熟成焼き芋」を使ったメニューは3種類用意。縦半分に切った焼き芋にカスタードクリームを載せた「焼き芋ブリュレ」は、バーナーで表面を焼き上げカリカリとした食感が楽しめる。このほか、温かい焼き芋の上にバニラアイスをトッピングする「焼き芋アイス」と、バターとハチミツをかけた「焼き芋ハニーバター」を用意(以上、680円)。「1ミリ絹糸の紫芋アイス」(1,300円)は、切った焼き芋やバニラアイス、ホイップクリームが入ったカップの上に、紫芋ペーストを糸状に絞り演出する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒とマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。密を避けるため、混雑する場合はソーシャルディスタンスを保つように呼びかける。

 オープン以来、徐々に客足は増えているという。「『映える』焼き芋スイーツとして、味も見た目も楽しんでほしい」と戸川さん。「大人から子どもまで、男女問わず幅広く利用してもらえたら」とも。

 営業時間は11時~19時。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース