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浜松・舞阪町のダイニングバーが移転リニューアル 自家製ピザやタコライスそろえ

「自由な時間を過ごしてほしい」と話す店主の鈴木さん

「自由な時間を過ごしてほしい」と話す店主の鈴木さん

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 ダイニングバー「ピザ&タコライス モアザ3」(浜松市西区舞阪町浜田、TEL 053-525-8281)が6月24日、移転オープンした。

自家製ぴざ

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 店主の鈴木純さんは専門学校卒業後、飲食店に6年ほど勤務し、2010(平成22)年に中区池町にダイニングバー「モアザ」を開店。2017(平成29)年には、中区肴町に2号店となる「ピザ&タコライス モアザ2」をオープンし、運営してきた。新型コロナ禍の影響で厳しい経営環境におかれる中で昨年9月、日中の店舗を有効活用したバナナジュース専門店を週末限定でオープン。しかし、思うように集客できなかったことと、いつか生まれ育った町で店を出したいと考えていたことから、今年1月に街中の店舗を閉店。2月に地元の舞阪町にバナナジュース専門店「BANANA JUICE MOAZA(バナナジュースモアザ)」オープンした。ゆくゆくはダイニングバーを開きたいと考えていたため、バナナジュース店の敷地内の空き物件を改装し、開店にこぎ着けた。

 店舗面積は約28坪。テーブル席13席、カウンター席5席の合計18席を用意。店内は、壁に木片をプレスして作る合板を貼り付けた温かみのあるデザイン。DJブースやレコードをそろえ、アートポスターやフィギュアを飾るなど、サブカルチャーの雰囲気を感じるポップな空間を演出した。

 自家製のピザやタコライスを看板メニューに掲げる同店。国産の小麦を使うピザは、サクっとした食感に仕上げる。郊外に移転したことにより、食事目的で来店する客の需要を見込んで、直径約35センチと以前よりひとまわり大きくして提供する。自家製のトマトソースとモッツァレラチーズを使う「マルゲリータ」やチキンとマヨネーズ、ノリをトッピングした「テリヤキチキン」、エビやベーコンなど5種類の具材と自家製コブソースを合わせたスパイシーな「モアザスペシャル」(以上、850円)など、約30種類をそろえる。オリーブやゴルゴンゾーラチーズなど約20種類のトッピングも用意する。

 ごはんの上に自家製チリミートをのせ、サルサソースや数種類の野菜をトッピングする「タコライス」(850円)は、程よくスパイシーに味付けし、半熟卵を崩しながら混ぜて食べる。その時の仕入れ状況で具材を決める「本日のパスタ」(1,280円)と自家製のタレでもみ込んだ「鳥の唐揚げ」(並=600円、小=400円)は、多くの人の舌に合うように味付けする。このほか、「MOAZAのナチョス」(650円)や「自家製ローストポーク」(650円)などの一品料理も提供する。

 「食事やおしゃべりをする場、1人の時間を楽しむ場など、自由に利用してほしい」と鈴木さん。「多くの人に気軽に立ち寄ってもらい、地元に貢献できたら」とも。

 営業時間は18時~22時。水曜・木曜定休。

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