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浜松・田町で「創作鉄板料理」居酒屋が再始動 「広島風お好み焼き」メインに

「情熱厨房てっぱん」のスタッフ

「情熱厨房てっぱん」のスタッフ

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 鉄板料理メインの居酒屋「情熱厨房(ちゅうぼう)てっぱん」(浜松市中区田町、TEL 053-413-1118)が5月10日、オープンした。

広島風お好み焼き「てっぱんすぺしゃる」

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 イタリアンレストラン「La FESTa(ラフェスタ)」などの飲食店を展開する「松本不動産」(中区)が運営する同店。もともと約15年前にオープンしたが、事情により5年後に閉店。復活を望む声が多く、新型コロナウイルスが収束してきたタイミングで移転リニューアルに踏み切った。社長の松本真一さんは「10年の歳月を経て復活できてうれしい。ワイワイと楽しんでもらいたい」と話す。

 店舗面積は約40坪。席数は、テーブル席=62席、カウンター席=3席。にぎやかに過ごせるようにと、和風の居心地の良い空間に仕上げた。元気な接客を心がけ、活気がある店を目指す。

 「創作鉄板料理」をコンセプトに、特注の大型鉄板を使い調理する。創業者が広島県出身で、本格的な広島風お好み焼きの味を受け継いでいるという。生地には、サバとイワシを使った「魚粉(さかなこ)」と北海道産昆布の「細末(さいまつ)昆布」を使い、上品な味になりすぎないように仕上げるとも。料理には、「全国醤油(しょうゆ)品評会」で受賞経験がある創業150年の老舗醸造所の「タママス醤油」(広島県)を使う。食事の際の薬味には、甘みがある「ローズソルト」を用意する。

 広島風お好み焼き「てっぱんすぺしゃる」(1,380円)は、イカ、エビ、貝などの魚介や豚肉、野菜を入れて焼き上げる。魚介や色鮮やかな海藻を使ったサラダ「海の宝石箱」(880円)には寒天でできた食材をのせ、宝石のようにキラキラとした見た目に仕上げるという。バターとしょうゆで味付けして焼き上げた「長いものステーキ」(580円)、しょうゆベースのたれにスパイスを加えた「手羽先揚げ」(480円)などもそろえる。ドリンクメニューは、ハイボール、レモンサワーを中心に鉄板料理に合うように選んだ約40種類を用意する。

 オープン後は、移転前の常連客や家族連れも多いという。松本さんは「心も体も熱くなるような料理や空間を目指している。気軽に足を運んでもらえたら」と話す。

 営業時間は、月曜~木曜=16時~翌1時、金曜・土曜=12時~翌2時、日曜=16時~22時。

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