「気持ち悪いけどかわいい」-セミの抜け殻で作ったアート作品展

白く塗られたセミの抜け殻に木を加えた作品

白く塗られたセミの抜け殻に木を加えた作品

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 浜松・天竜の焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「ヤマガラコーヒー」(浜松市天竜区山東、TEL 053-925-1666)で2月11日より、セミの抜け殻を使った棚橋万理さんの個展「から×から」が開催される。

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 店内では、流木や貝殻とセミの抜け殻1~2匹を組み合わせた作品や抜け殻に花を刺した作品など全部で60点ほどを展示。各作品にタイトルはなく、棚橋さんは「見た人がそれぞれ感じたままで良い」と話す。

 棚橋さんは学生時代に大学の卒業制作でセミの抜け殻を使用した照明器具を作り、その時から毎年夏になると1,000匹ほどの抜け殻を集めるようになった。現在では自宅に数多くのセミの抜け殻があり、棚橋さんは「セミの抜け殻がゴチャゴチャと集まっているのを見ると、気持ち悪いがかわいい」という。

 今回の個展について、棚橋さんは「コーヒーを飲みながら作品を見ていただき、楽しんでほしい。できれば子ども連れのお母さんが、子どもと一緒に『気持ち悪いけど、よく見るとかわいいね』といってくれるとうれしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休。同展の開催は今月21日まで。

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