浜松で「ミス東海インターナショナル」-栄冠はブラジル人高校生に

グランプリに輝いたアルマーラさん

グランプリに輝いたアルマーラさん

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 浜松・成子の福祉交流センター(浜松市成子町)で8月19日、「ミス東海インターナショナル2012」が開催され、市内のブラジル人学校に通うアルマーラ・フェレイラ・タイナラさん(17)がグランプリを獲得した。

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 同イベントは、市内でイベント企画プロダクションを経営するブラジル人の本田エジナさんが「日本人とブラジル人が共に参加しやすいミスイベントを開きたい」という思いから、2008年の日伯交流100周年を機に「MISS SHIZUOKA 2008」を初開催し、今年で4回目を迎える。当初、参加できるのは日本人とブラジル人だけだったが、ほかの国も出場を希望する声が上がったことから、2009年からは現在の名前に改めた。

 出場資格は国内在住の28歳までの男女で、未婚であることは条件に含まれおらず、男性は「ミスター東海」として行われている。今年は全国から15カ国、約120人が出場した。プロモデルになることが夢だったという優勝者アルマーラさんは「自分がグランプリに選ばれるなんて夢のよう。早く両親に伝えたい」と喜びを語った。

 2位は中国黒竜江省出身の王義栄(ワン・イーロン)さん(28)が獲得した。王さんは「まさか自分が選ばれると思っていなかったのでびっくりした」と驚きを話す。日本人の夫を持つ王さんは今年3月に来日。現在は、浜松に住みながら日本語を勉強している。今後は日本語を生かして浜松で働くつもりだという。

 主催者の本田さんは「ブラジル人だけでなくほかの国籍の人が賞を獲得できたことがうれしい。来年はもっと多くの国の人に出場してもらいたいし、日本人にあまり知られていないイベントなので、ぜひ浜松の日本人にもっと出場してほしい」と応募を呼び掛けた。

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