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新東名高速道路・浜松いなさ-豊田東間、開通迫る さまざまな期待の声も

新東名・浜松SA付近。写真奥が豊田東方面

新東名・浜松SA付近。写真奥が豊田東方面

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 2月13日の新東名高速道路の浜松いなさジャンクション-豊田東ジャンクション間の開通まで、あと1カ月となった。

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 今回の開通で、2012年に開通している浜松いなさ-御殿場と合わせると約200キロメートルになり、ほぼ静岡県内を横断する形になる。前回の部分開通でもその経済波及効果が年819億円と推計されていたが(静岡県調べ)、愛知方面とつながることで、さらなる効果が望まれている。

 うなぎテークアウト専門店「うなぎの井口」(浜北区平口)店主の井口恵丞(けいすけ)さんは「店が浜松浜北インターから近いので、観光目的で訪れる方々がもっと立ち寄ってくれるようになるかもしれない」と期待を寄せる。「うなぎの品質、丁寧なサービスを通じて浜名湖ブランドの良さを観光客にも伝えたい」とも。

 浜名湖かんざんじ温泉観光協会事務局長の斉藤隆夫さんは「岡崎市近辺ではよく渋滞が起きているので、それが解消されてスムーズに流れるようになれば」と話す。2017年のNHK大河ドラマが井伊直虎に決まったことにより、井伊家の菩提寺である龍潭寺(北区引佐町)への参拝者が増加。「開通によりさらに龍潭寺への参拝者が増えると思うので、大河の舞台を見ながら浜名湖や当温泉にも寄っていただきたい」とも。

 3月19日から6月12日にかけて、「はままつフラワーパーク」(西区舘山寺)や「浜名湖ガーデンパーク」(西区村櫛)などを会場に花々のイベント「浜名湖花フェスタ2016」が開催される。「愛知方面からもスムーズに来られるようになると思うので、浜名湖花フェスタの来場者増員にもつながれば」と浜松観光コンベンションビューロー担当スタッフ。

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