浜松に自家焙煎コーヒーを提供するカフェ 無農薬の豆使用などこだわりも

店舗外観

店舗外観

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 浜松・中野に3月12日、カフェ「Anny coffee(アニーコーヒー)」(浜松市東区中野町、TEL 053-581-9777)がオープンした。

落ち着いた雰囲気の店内

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 オーガニックにこだわったコーヒーを提供する同店。店主の高橋久雄さんは35年前にコーヒーに興味を持って以来、ほぼ毎日自身で豆を焙煎(ばいせん)しコーヒーを入れてきた。45年間機械の設計士として働いてきたが、「これからは自分がやりたいことをやろう」という思いから退職し、好きなコーヒーを提供するカフェを開くことにした。

 店舗面積は約13坪。座数はカウンター4席、テーブル6席の計10席。店舗は自宅の農業用倉庫をリフォーム。白壁を基調に木目調のカウンターを設置し、ゆったり落ち着ける空間にした。

 通常メニューとして用意するのは3種類のコーヒーのみ。「純粋にコーヒーを味わってもらいたいため、特にサイドメニューは用意していない」と高橋さん。無農薬、無化学肥料で栽培されたコーヒー豆を使い、店内に設置した焙煎機で炒(い)る。メキシコ産「Maya Vinic(マヤビニック)」(500円)は苦味と酸味のバランスが取れた味わいで、ペルー産「Cafe Orquidea(カフェ オルキデア)」(450円)はコクと苦味が特徴。エチオピア産「Belete Gera(ベレテ・ゲラ)」(550円)は華やかですっきりした酸味が味わえる。

 コーヒーとともにサービスでパン店「55BREAD(フィフティーファイブブレッド)」(南区米津)のラスクも用意。コーヒー以外のメニューとして、母親と来た子どものためにオーガニックオレンジジュース(大人用=450円、子ども用=300円)を用意する。

 通常は高橋さん一人で切り盛りしているが、休日は家族も店を手伝う。「わがままを聞いてくれた家族の支えがあってオープンすることができた」と高橋さん。「落ち着いた雰囲気で体に良いコーヒーが味わえるので、会社員から子連れのお母さんまで幅広い方々に来店していただきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。火曜・第2日曜定休。

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