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浜松・引佐の田んぼで「泥リンピック」 休耕田利用し5種目開催

田んぼで遊んでいる、主催の「√173」メンバー

田んぼで遊んでいる、主催の「√173」メンバー

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 浜松・引佐の休耕田で6月11日、自然を利用したイベント「泥リンピック IN INASA」が開かれる。主催は引佐の活性化を目指して活動する団体「√173(ルートいなさ)」(TEL 090-5002-1214)。

会場開墾の様子

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 代表の杉山真之介さんは現在22歳。同年代の若者たちが中心市街地に出なくても遊べる場所を用意したいという思いと、引佐を盛り上げたいという思いから今年1月に同団体を設立。団体名にある「173」は、引佐という地域と173の遊びを作りたいという思いが込められている。

 偶数月に体験型イベントを、奇数月に勉強会を行っている同団体。2月には渋川の温泉を使った足湯やドラム缶風呂、ジビエ料理を楽しむ「山賊ナイト」を開催。今回、2020年の東京オリンピックに先駆け引佐でもオリンピック開こという遊び心から、大自然の中にある田んぼを利用した「泥リンピック」の開催を決めた。

 当日は、縦50メートル、横15メートルの休耕田に水を入れて開催。泥遊びをすることで土に酸素を取り込み、耕す効果も期待。定員は50人で、現在30人ほどの応募があるという。イベント内容は、「ドッジボール」、田んぼで行うビーチフラッグ「キャッチャーフラッグ」と「サッカー」「バレーボール」「宝探し」の5種目。子どもから大人まで誰でも楽しめる競技を用意する。「20代の若者も楽しめるよう、まずは自分たちがやりたいことを選んだ」と杉山さん。泥だらけになる遊びということで、参加者にはバスタオルや汚れてもいい服、着替えの用意を推奨。会場近くの川やドラム缶風呂を使い、泥を落とすことができるようにするという。

 「引佐の魅力をイベントを通じて多くの人に伝えていけたら」と杉山さん。「人気があれば来年も開催したい」とも。

 開催時間は10時~15時。参加料金は、大人=1,000円、中学生以下=500円、60歳以上
無料。参加希望者は6月9日までに事前予約が必要で、フェイスブックページから申し込む。

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