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浜松にタイ料理店 国産素材とタイ産調味料にこだわり

多くの来店を期待する北澤トーンサイさん(左)

多くの来店を期待する北澤トーンサイさん(左)

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 浜松・小池に6月11日、タイ料理店「ソラウェ」(浜松市東区小池町、TEL 053-548-6034)がオープンした。

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 店主の北澤トーンサイさんは、25年前の大学生時代に国際交流で来日。その後3年ほどタイに戻ったが日本での暮らしを選び来日、市内の男性と結婚し浜松に在住することになった。以前夫からタイ料理店経営を勧められたが、当時はまだ子どもが小さかったこともあり断念。子どもが成長し子育てからも手が離れたためタイ料理店立ち上げを決意、理想の物件がみつかったことからオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約15坪。席数は、カウンター8席、テーブル16席の計24席。店内は、白を基調とした壁面とカウンターのダウンライトで落ち着いた空間を演出する。タイの飲食店の雰囲気を出したいという思いから、タイ産のテーブルクロスなどの調度品を使っている。

 国産素材にこだわる同店。市内にあるスーパーの精肉店で10年以上働いていた経験から、肉は全て国産を使っているという。「味の面で圧倒的に国産の方がおいしいし、安全性も高い」と北澤さん。ほかにも、タイ料理ではかかせない「パクチー」も国産品を使う。国産のパクチーは、風味や味わいはタイのものと変わらず、見た目もきれいだと北澤さんは評価する。調味料はほとんどがタイ産の物を使っている。

 メニューは、パクチーとニンニク、スパイスをすり潰し、豆から作った発酵調味料を合わせた調味液で4~5時間付け込み焼き上げる「ピーンガイヤーン(鶏手羽先)」「ノーンガイヤーン(鶏手羽元)」「ムーヤーン(豚肉)」(各594円)や、米粉の麺を使ったタイ風焼きそば「パッタイ」(810円)など、タイの家庭料理をメーンに約30種類を用意。ドリンクは、生ビールや酎ハイ、ウイスキーなどスタンダードなアルコールメニューのほか、タイ産ビール「SINGHA(シンハー)」「Chang(チャーン)」(各540円)を用意する。

 「この店は自分の店ではなく、来てくれたお客さまの店と思いサービスを提供したい」と北澤さん。「気楽に使えるタイ料理店として広く知られたら」とも。

 営業時間は、11時~14時、17時~翌2時。ランチタイムのみ水曜定休。

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