昭和レトロの家具雑貨やオリジナル家具を扱う家具雑貨店「APARTMENT STORE」（TEL 053-465-3708）が昨年12月26日、浜松市南区頭陀寺町に移転オープンした。

　2004年、南区芳川町に開店した同店。前店舗はネット販売を中心に行っていたが、「利用客を迎えるにあたり、きちんとした店舗にしたい」と昨年4月にいったん閉店した。新店舗の内装は、店舗デザイン・設計の仕事も行う店主・日内地譲さんと妻・知子さん自らで手がけ、7カ月かけてオープンにこぎ着けた。

　店舗面積は約20坪。店内には、日内地さんが気に入ったものだけを自ら買い付けたアンティーク家具や、昭和の懐かしさを感じさせる家具小物などが並ぶ。併せて展開するオリジナル家具は皮・鉄・木などのアースカラーを使ったベーシックなものが中心で、「現代の生活に合ったデザインにした」。今後、2階に飲食店を設ける計画があるという。

　「古いものの魅力を感じ取ってほしい。店内にある商品だけでなく、身近なものも見方を変えてみれば『すてき』と感じられるものがある。気に入ったものを長く大切に使ってほしい」と日内地さん。

　営業時間は11時～20時。土曜～月曜のみ営業。