浜松・上西の雑貨店「ひろ屋」（浜松市東区上西町、TEL　053-466-1590）が12月9日、移転オープンした。

　同店は2005年に「癒やし」をコンセプトにオープンしたが、扱う商品が増え手狭になったことから東区上新屋から移転した。

　新店舗の面積は20坪。取扱商品は、言の葉墨彩画のひろはまかずとしさんが癒やしの言葉をつづった額入の墨彩画（2,100円～）、色紙（630円～）、はがき（158円～）など全1,000点以上そろえる。各作品は一部のはがきを除き全てが手塗りで仕上げてある。

　このほかに同地域で伝統的な織物の一つである遠州綿紬（つむぎ）で作られた名刺入れ（4,725円～）、ストール（2,625円）、風呂敷（1,155円）などや、浜松の各作家が作った手作り作品を委託販売する。同店ではお茶を飲みながら編み物を習う「ニットカフェ」も開いている。

　店主の内藤ひろ美さんは「将来はもっと大きくして、2店舗、3店舗と増やしていきたい。この店は『笑う』『しゃべる』『お茶をする』こともコンセプトにしている。部屋にこもっている人が多いので、この店に来て交流の場になれば」と話す。

　営業時間は10時～17時。日曜定休。ニットカフェは事前予約が必要。