浜松の伝統生地「遠州綿紬」-若手織物作家10人が展示即売会

遠州綿紬でつくった「手描き名古屋帯」

遠州綿紬でつくった「手描き名古屋帯」

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 浜松・半田山の特設会場(浜松市東区半田山)で6月19日、遠州綿紬の展示即売会「ぬくもり市」が開催される。

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 遠州綿紬は明治から遠州特産の実用呉服として広く生産されてきた伝統生地で、浜松繊維の原点となる織物。暖かみのある日本色で染められているのが特徴。

 同イベントは遠州地方で遠州綿紬の生産、専門家、消費者が運営する任意団体「遠州縞プロジェクト」(事務局 TEL 053-489-4761)が主開催する。イベントでは遠州地方の若手織物作家10人が自慢の遠州綿紬100点ほどを出品・販売する。

 同会メンバーで遠州綿紬の製造・販売を手がける「ぬくもり工房」の大高旭社長は「遠州綿紬の良さが、地元浜松で知るきっかけになれば」と意気込む。

 遠州綿紬を素材にしたオリジナルの「名古屋帯」などを出展する和装小物点の「浪漫着物かけはし」店主の掛橋彩子さんは「本来、着物は普段着。遠州綿紬も日常生活で使われていた。ジーンズと同じくらいに気軽に楽しめる」と話す。

開催時間は10時~16時。

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