浜松で手裏剣型ダーツ販売開始 世界の忍者ファンもターゲットに

ソフトダーツ板に刺さる忍者ダーツ

ソフトダーツ板に刺さる忍者ダーツ

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 浜松・千歳の忍者グッズやモデルガンを扱う「モデルガンの店 チトセ」(浜松市中区千歳町、TEL 053-452-8395)が2月22日、手裏剣型のダーツ「忍者ダーツ」の販売を始めた。

手裏剣打選手権の予選会場に使われる手裏剣道場

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 2013年から「伊賀流手裏剣打選手権大会」の静岡予選会場として使われている同店。店主の永田頼広さんは、大会に参加している人の中にダーツの投げ方で手裏剣を投げる人がいることに気付いた。そのころから手裏剣とダーツを組み合わせたものが作れないかと検討。既存のダーツ板とダーツ芯の「ティップ」を使える手裏剣型のダーツを設計。実用新案登録ができたことから製品化に着手。2年前に制定された忍者の日である2月22日を選び、販売を始めた。

 製品化までに1年を要した同商品。既存のダーツ板で遊べるように、負担の少ない重さにしなければならないが、軽すぎると投げにくく、刺さりにくい。製造業者と試行錯誤を繰り返し、既存のダーツよりも少し軽い12グラム程度にすることで、ダーツ板への負担を減らし、投げやすく刺さりやすい商品を実現したという。

 販売する商品は、刃が4本付いたスタンダーの手裏剣の形をした「忍者ダーツ」(税別1,800円)で、ソフトダーツ用のティップ10本が付属。素材はプラスチックでティップを取り付けない状態で74ミリのサイズ。既存のソフトとハードのどちらのティップを取り付けることができる。

 「金属製の手裏剣は子どもが遊ぶことはできないが、この商品なら大人が付いていれば子どもも楽しむことができる」と永田さん。「日本だけでなく世界の忍者ファンにも広まっていくように頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は11時~21時(土曜・日曜は13時~)。水曜定休。

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