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浜松・和地町に農家カフェ 生産者と地元をつなげる役割を

木のぬくもりあふれる店舗はスタイリッシュさを意識

木のぬくもりあふれる店舗はスタイリッシュさを意識

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 浜松・和地町に農産物直売所兼カフェ「ビンクロビレッジ」(浜松市西区和地町、TEL053-486-5142)がオープンして1カ月がたった。

野菜のおいしさへの気付きを与えるカフェスペース

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 代表の辻村晃一さんは農業経営者で、商標登録をした生食用トウモロコシ「ロイヤルメイズ」を中心とした野菜の生産と仲卸業を営む。ロイヤルメイズの直売をはじめ、契約農家から届く地場野菜直売所を確保したいと同店を開いた。

 田園風景を背景とした店舗は、木のぬくもりあふれる2階建て。店舗前で旬野菜を販売し、店内はカフェとして開放している。約90坪の店内には、1階にテーブル8席とテラス12席、2階にテーブル14席を配置。「農家とお客さんをつなぐ場所になれたら」と辻村さん。生産物や加工物を販売して評価を図ることや商談の場として利用するなど、農業経営者のアンテナショップとしての役割も担う。

 カフェメニューは旬野菜や果実をそろえた「デトックスサラダバー」(648円)や「自家製パン各種」(130円~)、「ミネストローネ」(497円)のほか、「清水さんちの三ケ日みかんジュース」(486円)など7種類のドリンクを用意。野菜とともに食べる「チーズフォンデュ」(予定価格1,296円、12月~4月限定)の提供を予定している。

 店を開放することで契約農家や農業へ従事したい人たちへの窓口となることを意識し、地元農産物のブランディング強化にも取り組む。辻村さんは「農業には無限の可能性がある。生産者が作る地元野菜の認知と発展につながれば」と意気込む。

 営業時間は7時~17時(カフェは8時~)。火曜定休。

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