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浜松・天竜で「北遠蕎麦スタンプラリー」 そばを通じて北遠の新たな魅力発信

道の駅・花桃の里の「山菜そば」

道の駅・花桃の里の「山菜そば」

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 浜松市天竜区で現在、北遠のそば店を巡る「2017北遠蕎麦(そば)スタンプラリー」が行われている。

参加店舗の1つ「道の駅・花桃の里」

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 「静岡県グリーン・ツーリズム協会北遠支部」(浜松市天竜区大川、TEL 053-923-2339)が展開する同企画。

 天竜区を多くの人に楽しく巡ってもらいたいとの思いから毎年、夏季にさまざまな施設を掲載したガイドマップでスタンプラリーを行ってきた同団体では、北遠の新たな魅力を発信し冬の時期にも足を運んでもらおうと、伝統的な郷土料理の一つであるそばを提供する施設に絞ってスタンプラリーを企画した。スタンプラリーの冬季開催は今回が初の試みとなる。

 山間地で水田が少ないため、畑地で育つ穀物を使った料理が食べられてきた天竜区。かつては多くの家で一家に一台石臼があり、そばをはじめ、大豆や小豆、アワなどの雑穀を粉にして調理していたという。天竜農林局の河合宏明さんは「お祭りやお正月などで家に人が集まった時に、おもてなしの食事として各家庭でそばを打ち振る舞った」と話す。

 「八幡屋そば店 本店」(天竜区二俣町)や「蕎麦道楽 百古里庵(すがりあん)」(天竜区横川)、「道の駅 花桃の里」(天竜区大川)など14店舗が参加する同企画。各店舗で北遠の山菜やシイタケ、ヤマメなどを使った特徴的なそばを提供。ガイドマップ掲載店で、そばを食べた客のに計時にスタンプを進呈する。

 スタンプ7個を集め、「花桃の里」、「いっぷく処横川」(天竜区横川)、「くんま水車の里」(天竜区熊)のいずれかの道の駅に行くと、「北遠蕎麦博士」の認定印が押され、300円の商品券として利用できる。スタンプ14個を集めると特産品やサービスなどを抽選で進呈するという。

 河合さんは「ご家族連れをはじめ、若い人から中高年の人まで幅広く、楽しんでいただけたら。今後も北遠の魅力を知っていただけるような企画やイベントができたら」と話す。

 2月28日まで。

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