浜松・大平台にレディスアパレル店-ネットショップ運営者が初のリアル店

靴、革小物、洋服を扱うアピエルの店舗外観。店内は革の香りで包まれている

靴、革小物、洋服を扱うアピエルの店舗外観。店内は革の香りで包まれている

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 浜松・大平台に7月3日、ファクトリーブランドを中心に靴、レザー小物、洋服を扱うアパレルショップ「APieL(アピエル)」(浜松市西区大平台、TEL 053-485-6271)がオープンした。

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 オーナーの河合香奈子さんは1年半ほど前からネットショップでの販売を始めた。「ネットで商品を販売しているうちに、商品を直接見てほしいと思うようになった。触ってみたい、着てみたいという客の声もあり、店舗を出そうと思った」と河合さん。

 店舗面積は約18坪。改装工事などは知人にやってもらい、店舗を決めてから約10日間でオープンした。河合さんは「急いでオープンしたので、まだオープン広告も打っていない。来店してくれた人には、教えてほしかったと言われることも。内装などもまた時間をかけて作っていきたい」と話す。

 取り扱いブランドは7つで、レディスをメーンに靴や洋服を取りそろえる。中でも靴ブランド「pionero(ピオネロ)」、皮小物・雑貨のブランド「annak(アナック)」は静岡県では唯一の正規代理店。

 pioneroは職人が一つひとつハンドメードで作る靴ブランド。若いデザイナーの感性と年季の入った職人技が融合した作品を発表しており、毎年パリで行われるファッションアクセサリーの見本市「プルミエール・クラス」にも出品している。8月1日には同ブランドのデザイナーも来店を予定。

 「作り手の思い、買い手の持ちたいという気持ちを大切にする、こだわりの店でありたい」と河合さん。「扱うのはすべてメードインジャパンのブランド。ものにこだわる人に来てほしい。今はレディスのものが多いが、今後はメンズの商品も増やしてカップルで楽しめるような店にしていきたい」とも。

 営業時間は10時30分~20時(8月は21時まで)。水曜・第3日曜定休。

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