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浜松・肴町に北海道居酒屋 こぼれるイクラ飯など素材とスタイルにこだわり

北海道の漁師町食堂をイメージした店内

北海道の漁師町食堂をイメージした店内

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 浜松・肴町に10月5日、居酒屋「毎日!北海道物産展 ネオ炉端 道南農林水産部 浜松有楽街店」(浜松市中区肴町、TEL 053-458-2222)がオープンした。

店舗外観

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 浜松を中心に飲食店を展開する「ありがとう」が運営する同店。以前は同所で居酒屋「昭和食堂」をフランチャイズで営んでいた。名古屋で「ネオ炉端」スタイルが好評を得ていたことから、浜松でも北海道の魅力ある料理を提供しようと同店のフランチャイズとして業態転換。北海道の食材をふんだんに使った料理を提供し、漁師町食堂をイメージした内装にリニューアルすることで、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約70坪。席数は、カウンター席13席、テーブル席80席の計93席。照明にはイカ釣り用の大きな電球を使い、壁紙には大漁旗を貼り、漁師網を飾るなど、北海道の漁師町を連想する空間を演出。店内では漁師歌を流し、来店客が北海道に来たと思えるような空間作りを心掛ける。店頭にはパネル展示で契約農家を紹介するほか、北海道産食材や北海道限定の菓子など土産用商品の販売も行う。

 メニューは、豚肉をじっくり煮込んでから角切りにして焼く室蘭発祥のやきとり「室串」(180円)や、北海道から直送した旬の魚介をあふれるほどに盛りつけた「刺身の盛り合わせ 大鉢盛り」(2,690円)、日本で唯一年中食べることができるという、厚岸(あつけし)産3Lサイズのカキを使った「生ガキ」(790円)、「焼きガキ」(790円)など、北海道の食材にこだわったメニュー約60品をそろえる。中でも「いくらこぼれ飯」(1,990円)は、注文すると合いの手に合わせた太鼓の演出で、丼にあふれるほどのイクラを盛り付ける。「来店客に楽しんでもらえるよう、店内の雰囲気だけでなく、エンターテインメント性も出している」と店長の入船修蔵さん。

 ドリンクメニューには男爵イモを使った「はこだて夜景」や、優しい甘みが特徴というメークインを使った「喜多里」(以上、グラス=490円、ボトル=3,500円)などのジャガイモ焼酎を用意。日本酒やワイン、酎ハイ、ソフトドリンクなど全て北海道産にこだわる。

 「北海道出身の人が来店した時に、北海道にもこんな店がほしいと思わせるくらい良いものを取りそろえている」と入船さん。「スタッフ全員が真剣に取り組み、来店客に楽しんでもらうだけでなく、来店客が明日も頑張ろうと思えるように気合を入れた接客をしていく」とも。

 営業時間は、平日=17時~24時、金曜・土曜・祝日=17時~翌1時。

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