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浜松で大河ドラマイベント 最終回パブリックビューイング、柴咲コウさんによるトークショーも

観光・シティープロモーション課の亀田貴子さん

観光・シティープロモーション課の亀田貴子さん

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 浜松駅北口エリアで12月17日、2017年の大河ドラマ最終回リレーイベントが開催される。

初回放送時イベントに行われた、浜松徳川武将隊による演舞

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 当日は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」最終回の放映に合わせてパブリックビューイングを行う。遠鉄百貨店新館8階のえんてつホールに500席、ソラモには100席を用意。えんてつホールでは250インチのスクリーンで、ソラモでは260インチの大画面「えんてつVISION(ビジョン)」で18時から最終回のBS放送を見ることができる。当日はえんてつホールに柴咲コウさんが来場し、トークショーも開催。12月6日まで募集していた、えんてつホールのパブリックビューイングには、定員500人に対し約10倍の応募があったという。

 パブリックビューイング開催直前には、浜松駅北口のキタラで「大河ドラマゆかりの地リレーイベント」を開催。来年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の舞台である鹿児島市の職員を招待しエールを送り、浜松の地酒や遠州綿紬(めんつむぎ)など特産品の交換会も行うことで浜松の魅力を発信する。イベントでは祭りバージョンの兜をかぶった「出世大名家康くん」や「直虎ちゃん」が登場。鹿児島市のキャラクター「西郷どん」も参加し、鹿児島のPRも行う。

 今年1月、「おんな城主 直虎」初回放送の際にもイベントを開催。2016年大河ドラマの舞台となった上田市の市長と真田幸丸を招き、ご当地エール交換やのぼり旗交換会を行ったほか、パブリックビューイングも行い約700人が参加した。

 今年一年間、大河ドラマ館や浜松出世の館、井伊直虎のゆかりの地などで観光客を呼び込み、盛り上がった浜松市。この盛り上がりを一過性で終わらせず、「おんな城主 直虎」の放映が終わっても、浜松の魅力を発信していくきっかけにしようとの思いを込める。

 13時からは浜松市消防音楽隊によるドラマテーマソングの演奏や、浜松徳川武将隊やドラマにも出演した殺陣師(たてし)の演舞などの、ステージイベントも開催。浜松出身の歌手「ERIKO」が直虎をイメージして製作した曲「いちず~夢の行方」を歌い、浜松在住のアートパフォーマー「Seiji Yamauchi」によるアートパフォーマンスも行い、その場で製作したアートを鹿児島市にプレゼントするという。

 浜松市観光・シティープロモーション課の袴田敦さんは「大河ドラマ館では50万人の集客を目標にしてきたが、70万人を超える集客があり大好評だった。各地でイベントも行い盛り上がりをみせたが、これを一過性にしたくない。ドラマをきっかけに浜松に来てくれた人たちがリピーターになってくれるよう、食や気候、マリンスポーツのような新しい魅力なども含め浜松の魅力を発信して行きたい」と話す。

 開催時間は13時~16時。大河ドラマゆかりの地リレーセレモニーは15時30分~。ソラモでのパブリックビューイングは観覧無料。

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