恒例「浜名湖フォークジャンボリー」、開催迫る-全国から62組が集結

昨年行われた「浜名湖フォークジャンボリー」の様子。観客総立ちでエンディングを迎えた。

昨年行われた「浜名湖フォークジャンボリー」の様子。観客総立ちでエンディングを迎えた。

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 浜松・村櫛の「浜松ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛)で9月11日、12日アマチュアフォークシンガーによるイベント「浜名湖フォークジャンボリー」が開催される。

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 同イベントは2005年から開催され、今年で6年目を迎える。参加するシンガーは浜松を中心に宮城、新潟、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、岐阜、大阪、奈良など全国から62組が集まり、2日間に分けてフォークソングを披露する。「フォークジャンボリー」は全国各地でも行われているが、参加数では全国で最大規模と言われる。昨年は48組がフォークソングを披露し、延べ1万人以上が訪れた。

 参加するシンガーは、「懐かしいフォークソングを1曲以上歌えること」「イベントを楽しむことができること」が条件で、最終的な応募数は80組ほどあり、この中から選ばれたシンガーがステージに上がる。選考では応募書類のほかにCDなどで音源を送ってもらい、フォークソングに対する「真剣さ」も審査された。そのため、歌の技術や上手さなどは審査の対象にしていない。また、当日は運営スタッフの下で参加シンガーも会場の手伝いをするのも特徴。

 同実行委員会広報担当の氏原一郎さんは「『すてきな一日をみんなでつくる』をスローガンにしているように、スタッフ、シンガー、観客のみんなでこのイベントをつくって楽しんでほしい」と話す。

 11日夜にはスタッフやシンガー以外に一般客も参加することができる「フォークソング大交流会」を会場近くの「開春楼」(舞阪町)で開く。

 実行委員長の高見比郎之(ひろゆき)さんは「会場を見渡すと40~60代のフォークソング世代の夫婦が多く、出演するバンドを応援する同窓会仲間のようなお客さまが多い。中には古い歌本を開いて一緒に歌ったりして盛り上がったりと、ステージと客席が大いに盛り上がるのがフォークジャンボリーらしさ。懐かしい歌で青春に戻り、お弁当を持って終日楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は9時45分~17時。入場無料。

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