浜松・佐鳴台にオーガニックグラノーラ専門店 天然素材使い、安心・安全にこだわり

レモンイエローの看板が目印の店舗外観

レモンイエローの看板が目印の店舗外観

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 浜松・佐鳴台に5月29日、オーガニックグラノーラ専門店「JIYUTEI」(浜松市中区佐鳴台、TEL 053-528-7228)がオープンして1カ月がたった。

漆喰壁に配した棚にグラノーラが並ぶ店内

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 店主の高井紀子さんが家族の健康のために、15年前から食の安心・安全を意識。水をはじめ、食事から家庭用洗剤にいたるまで体に触れるものすべてにこだわり、家庭の主婦をしながら知識を高めていった。オーガニック大国とも称されるニュージーランドへの旅行でグラノーラに出合い帰国。理想の品が国内では手に入りづらいことから自宅で手作りをはじめ、「多くの人にも食べていただけたら」と、同店をオープンした。

 グラノーラは、セサミ、ブロードビーン、キャロブ、ナッツ(各S=594円、M=1,188円、L=1,788円)の4種類。遺伝子組み換えや品種改良を行わない在来種の生産物を育てる喜界島の農家からソラマメや白ゴマ、黒糖を取り寄せて使う。オーツ麦やドライフルーツなど、1パックに5~6種類の素材はすべて有機栽培。メープルシロップやはちみつ、オリーブオイルや天然塩で味をととのえて提供する。グラノーラに使用する喜界島の黒糖や天然塩、ニュージーランド産のはちみつ「MANUKA HONEY(マヌカ ハニー)は、店頭でも販売する。

 店内面積は約15坪。扉や床の木材は化学物質不使用の柿渋で塗装するなど、店内にも健康志向を取り入れている。牛乳とヨーグルトを添え、3種類のグラノーラを378円で食べ比べできるメニューもあり、座ってゆっくり過ごしてもらえるよう、白木のテーブルとチェアを用意。グラノーラの食べ方をはじめ、健康効果や体質改善など、高井さんが持つ知識と経験からアドバイスをすることもあるという。

 「健康維持のために、安心・安全な素材を意識している」と高井さん。うわさを聞きつけて買いに来る薬剤師や調理師、栄養士などもいるという。「3食すべてオーガニック料理を食べるのは難しいので、まずは朝食からはじめてほしい」とも。

 営業時間は10時~17時。水曜と第2・4火曜定休。

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