花茶などの中国茶のネット販売を手がける「花痩美」(浜松市東区中田町)が10月1日、実店舗(TEL 053-544-7117)を開いた。
店長の玉川桜さんは中国安徽省黄山市出身。結婚を機に来日。故郷の黄山で飲んだ花茶が印象的だったことがきっかけで、日本でもおいしさを伝えたいと「花茶」専門店を始めた。店舗は自宅の約5坪を改装した。
商品は、花咲く工芸茶32種類、各種中国茶50種類のほか、茶器などを取り扱う。価格は、花咲く工芸茶(1粒)130~350円、ジャスミンティー(50グラム)900円、ライチ紅茶(50グラム)680円など。
試飲を勧めながら日本語で丁寧にお茶の説明をする玉川さん。堪能な中国語を生かし、他店では取り扱いのない珍しい茶葉を仕入れ「適正価格で提供できる」という。「いずれは、もっと気軽に中国茶のおいしさを楽しめるよう、中国茶カフェをオープンしたい」と意欲をみせる。
営業時間は10時~20時。