
カフェ「アヴスウェ」(浜松市中央区豊町、TEL 053-434-7181)が7月1日、南フランスの冷製デザート「ヌガーグラッセ」をアレンジしたオリジナルスイーツ「ヌガーグラッセ クレープ」の提供を始めた。
同店は、「幸せになれますように」という意味を込めた店名で2002(平成14)年に開店。製菓専門学校卒業後、フレンチレストランでパティシエを務めた店主の小杉知恵さんが、フランスで出合った味を再現したいと開いた。ガレットとクレープを主力商品に据え、地域に根差したカフェとして営業している。
今回提供を始めた「ヌガーグラッセ クレープ」は、メレンゲや生クリーム、ナッツ、フルーツなどを合わせて冷やし固めた「ヌガーグラッセ」をクレープで包んだ同店オリジナルのスイーツ。アイスクリームのように冷たく、ふんわりとした食感が特徴で、フルーツの甘みとナッツの香ばしさが口の中で広がる。
第1弾のフレーバーは「ストロベリーピスタチオ」。店内で煮込んだイチゴの果肉を生クリームにまぜ込み、果肉の食感を生かした。蜂蜜を煮詰めてメレンゲと合わせることで、自然な甘みとこくを引き出している。小杉さんは「浜松ではなかなか出合えない味を、手軽に楽しめるように仕上げた」と話す。
今後は「メイプルシロップナッツ」「バナナキャラメル」「コーヒー&マスカルポーネ」など、さまざまなフレーバーを展開する予定。小杉さんは「フレンチというと身構えてしまう人も多いと思うが、手で持って食べられる気軽さが魅力。新しいスイーツに触れるきっかけになれたら」と話す。
価格は550円。営業時間は10時~17時。水曜定休。