
冷麺専門店「舘山寺 冷麺あつみ」(浜松市中央区舘山寺町)が6月30日、商業施設「浜名湖engine(エンジン)」内にオープンした。9月末までの3カ月限定で営業する。
焼き肉店で10年以上の勤務経験を持つ店主の渥美佳奈枝さん。いつか自分の店を持ちたいと考えていた中、同施設で期間制限がない「チャレンジショップ」のテナント募集が行われていることを知り、出店を決めた。ワンオペレーションで無理のないメニュー構成を模索して、冷麺専門店にした。渥美さんは「暑い季節にスルッと食べられる冷麺を楽しんでほしい」と話す。
冷麺は、そば粉を配合したグレー色の細麺が特徴。牛タンを100%使ったそぼろをトッピングし、タンの独特な食感を生かす。肉でだしを取った自家製スープは酸味を抑え、まろやかな味に仕上げた。辛味が苦手な人や子どもにも楽しんでもらえるようキムチの別添えにも対応する。スタンダードな「冷麺」、汁なしの辛口冷麺「ビビン麺」(以上、1,050円)、梅とシソをトッピングした「梅しそ冷麺」(1,100円)などをそろえる。
デザートも用意し、滑らかな食感の自家製「杏仁豆腐」(400円)、「生チョコアイス」(530円)、「冷凍練乳いちご」(650円)などを提供する。今後は、異なる部位を組み合わせた「ミックスホルモン」などの焼き肉メニューの追加も予定する。
渥美さんは「気軽にふらっと立ち寄れる、アットホームな雰囲気の店にしたい。暑い夏が続くので、冷麺で少しでも涼を感じてもらえたら」と話す。
営業時間は11時~15時。