
とんかつ専門店「富士喜 浜松店」(正式表記は「七」を三つ重ねた字を使用)が7月4日、浜松市中央区板屋町にオープンした。
SNS上で「トマホークとんかつ」とも呼ばれ、話題を集めているという「骨付きロースカツ」
同店を運営するのは、「際(きわ)コーポレーション」(東京都)。とんかつ業態「富士喜」は、首都圏を中心に展開しており、浜松出店は東京以外での出店強化の一環として位置付ける。浜松店は全国で8店舗目となる。
店舗面積は55坪。席数は68席。カジュアルなデザインの店内は、ゆとりあるレイアウトで構成し、食事利用のほか宴会需要にも対応できる空間とした。
看板メニューは、ブランド豚「林SPFポーク」を使った「厚切りとんかつ」。肉質の柔らかさと脂の甘みが特長で、油の温度管理や揚げ時間に工夫を重ねながら、店内で一つひとつ調理する。
「厚切りロースとんかつ」は、極厚300グラム=3,100円、大厚250グラム=2,700円、並厚200グラム=2,300円の3種類を用意。塩、甘口ソース、辛口ソース、ゆずこしょうを好みで使い分けられるが、「まずはソースを付けずにそのまま味わうことで、肉のうま味をより感じられる」とすすめている。
このほか、厚切りロース、梅しそ重ねかつ、大エビフライを盛り合わせた「満腹御膳」(2,280円)や、数量限定の「骨付きロースカツ定食」(2,380円)などを用意。「骨付きロースカツ」は、その迫力ある見た目からSNS上で「トマホークとんかつ」とも呼ばれ、話題を集めているという。いずれの定食も、ごはん、みそ汁、漬物が付く。
店長の當山三枝さんは「まずは厚切りとんかつを試してほしい。ボリューム感だけでなく、厚切りならではの味わいがあるので、女性にも味わってもらえたら」と話す。
営業時間は、11時30分~15時30分、17時30分~21時30分。