アクトシティ浜松(浜松市中区板屋)で5月6日、ボーカロイドのイベント「ボーカロイドジェネレーション2」が開催される。
ボーカロイドはヤマハ(中沢)が開発した音声合成技術とその応用製品の総称で、ソフトウエア「初音ミク」などがある。メロディーと歌詞を入力することで人間の声を元にした歌声を合成することができる。
同イベントは、同製品のファンが作品の頒布や企画を通して交流する。「地元企業が開発したこともあり、『ボーカロイド』のふるさとともいえる浜松でファンが交流する機会を作りたかった」と主催事務局代表の田中要さん。昨年7月の第1回では23サークルが参加。田中さんは「予想以上に多くの人が来場し、会場が窮屈になるほど盛況だった」 と話す。
今回は25サークルが参加して作品を頒布する。同製品用に制作された楽曲の演奏会やプロモーションビデオを会場で上映し、同製品を触ることができる体験講座や動画制作の解説も行う。このほかにコスプレイベントなども行い、ソフトウエア「VOCALOID3 蒼姫ラピス」の声を担当した江口菜子さんも来場を予定する。
「有志がそれぞれの得意分野を生かして、さまざまな企画を実現した」と田中さん。「今後も同じ趣味を持つ人たちの交流の場を設けていけたら。どんな人が来ても興味を持ってもらえるのでは」とも。
開場時間は11時~17時。入場料は、大人=500円(パンフレット付き)、小学以下無料。詳細はホームページで確認できる。