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浜松のホテルが「家康」テーマのパン発売-市内の和菓子店とコラボ

小豆餅とパンを組み合わせた商品

小豆餅とパンを組み合わせた商品

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 浜松・元城の「ホテルコンコルド浜松」(浜松市中区元城)1階のベーカリーショップ(TEL 053-457-1113)が11月25日、市内の和菓子店と共同で作ったパン「家康物語~小豆餅の巻~」の販売を始めた。

 以前から「出世城シリーズ」という商品を作り、隣接する浜松城をPRしてきた同ホテル。今回新商品を開発するにあたり情報収集を行ったところ、菓子店「御菓子司 あおい」(東区有玉北町)で徳川家康に縁ある和菓子「小豆餅」を販売していることを知り、店主の豊田光彦さんに相談。共同で商品開発を行うことになった。

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 小豆餅は大粒の小豆を餅で包み、きな粉をまぶした和菓子。家康が三方原の戦いに敗れ、敗走している途中に浜松の茶屋で食べたといわれている。今回はこの餅をパンと組み合わせて作った。ホテル専属のパン職人や豊田さんらが試行錯誤を繰り返し、5月から約半年かけて開発。11月に販売を始めた。1日10個しか作られない限定商品。

 形は立方体で、家康くんのイラストが焼き印されている。卵とバターをふんだんに使ったブリオッシュ生地で餅と小豆を包み焼き上げ、その後、きな粉入りクリームを餅の中に入るよう注入して仕上げる。「小豆餅という完成した一つの和菓子をパンと組み合わせるのは大変だったが、うまくバランスのとれた商品になったと思う」と豊田さん。餅や小豆は同菓子店から仕入れ、仕込みから焼き上げるまでの工程はホテル内のパン工房で行う。

 「周りからの反応も好評で毎日売り切れている」と同ホテルマーケティング課長の下田隆志さん。「和菓子とパンという面白い組み合わせだと思うので、このような話題性がある商品で『出世の街浜松』を盛り上げられたら」とも。

販売時間は11時~21時。売り切れ次第終了。価格は1個280円。