浜松のITロボット塾が1周年-世界チャンピオン育成を目指す

授業風景

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 浜松・砂山の「IT(アイティ)ロボット塾」(浜松市中区砂山町、TEL 053-413-2100)が3月1日、オープン1周年を迎えた。

 塾長の福地三則さんは、浜松市や静岡大学など産官学が連携し運営する体験型・実践型IT講座「はままつITキッズプロジェクト」に、定員の10倍を超える約300人が応募している状況を知った。やる気がある子どもたちの受け皿を作り、世界に通用する人材を育てたいとの思いから、NPO法人浜松ソフト産業協会と共に同塾を立ち上げた。

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 カリキュラムは、ITとロボット組み立てをメーンに、算数、理科、英語で構成される。IT講義では、ロボットを動かすためのプログラミングと、子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使ったPCゲーム制作を中心に講義。「ITロボット塾に来ている子どもたちの夢は幅広い。IT業界に入りたいとか、プログラマーになりたいという子どもばかりではない。将来就職する際に、ITを使いこなしさまざまな業種で活躍できるようにカリキュラムを考えている」と福地さん。

 ロボット教材はLEGO社の教育版LEGO「マインドストーム」を使う。同教材は、世界各国で広く使われており、同教材を使った世界大会も年1回開催されている。同塾では昨年は参加しなかったが、今年は参加する予定という。「昨年はロボットの基本的な勉強を重視し基礎を固めた。今年は地方大会から日本大会、最終的には世界大会優勝を目指したい」と意気込む。

 開講から1年たち、2期生を含め約90人の生徒が集まった。市内だけでなく、藤枝市や島田市など遠方から通う生徒も多く、中には名古屋から通う生徒も。「ロボット組み立てはとても面白い」「ロボットを動かすプログラミングは難しいが、もっと勉強していろいろな動作をプログラムしたい」とレベルの高い講義内容に対し塾生から前向きな声が出ているという。

 「将来世界で戦える人間になってほしい。そこまで教育する覚悟がある」と福地さん。「2020年から始まるロボットオリンピックに浜松から代表が選ばれるような人材育成ができれば」と意気込む。

 塾生の募集は常時受け付けている。塾の日程やカリキュラム、費用についての詳細はホームページで確認できる。

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