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浜松の街中に日本料理店 目立つ網目状の外観とのギャップが話題に

網目状のデザインが特徴の外観

網目状のデザインが特徴の外観

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 浜松・肴町に3月16日、日本料理店「彩席 かわかみ」(浜松市中区肴町、TEL 053-452-3777)がオープンした。

調理場が見渡せるカウンター席

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 季節の素材を使った一品料理をメーンに提供する同店。店主の川上哲宏さんは京都の京料理店で10年間調理を担当。地元で店を開くため浜松に戻り、市内の日本料理店や創作居酒屋など4店舗で5年間修行。自分なりに料理の方向性が固まったため、実家が所有する建物を改装しオープンすることにした。

 店舗面積は約15坪。座数はカウンター7席、個室10席。店舗外観はデザイナーと相談し、街中でも目立つようモザイクパネルを使用した網目状のデザインにした。店内はカウンター席がメーンとなっており、調理場全体が見渡せる広々とした空間。「客と会話しながら調理ができるようこのような造りにした」と川上さん。

 メニューは、遠州地域で水揚げされる魚介類を使用した料理をメーンに20種類以上を用意。素材は川上さんが毎日「浜松市中央卸売市場」(南区新貝)へ足を運び、良いものを見極め調達。仕入れの内容や季節によってメニューは変わる。遠州灘で捕れたキンメダイに塩を振り1日寝かすことで臭みを取って焼く「キンメダイ塩焼」や、京都の黒七味とブレンドした塩をつけて食べる「ウニ天ぷら」「スッポン天ぷら」(以上1,500円)、「アナゴ天ぷら」(1,000円)などを提供。特製タレを塗った焼きたてのパンに締めさばを挟んだ川上さん一押し「〆さばクラブサンド」(900円)も用意する。

 酒を飲みながら料理をつまむ人のために、お造りや旬の食材を使った料理などを少しずつ出す「本日のおまかせ料理」(3,500円)を提供。「初めての方にもどんな店なのか知ってもらえる名刺代わりのメニュー」と川上さん。日によって内容が変わる「店主おまかせコース」(6,500円~1万円)も用意する。

 「客の要望に応じて料理を作るので、『こんなものが食べたい』とわがままを言っていただきたい」と川上さん。「格式が高い感じではなく良いものをリーズナブルに提供しているので、気軽に足を運んでいただきたい」とも。

 営業時間は17時30分~23時。「店主おまかせコース」は要予約。

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