浜松・村櫛の「浜名湖ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛)で6月28日、沖縄芸能のイベント「浜名湖琉球フェスティバル」が開催される。主催は浜松沖縄県人会。
今年4月に静岡県西部の沖縄県出身者や沖縄好きの人たちが集まり発足した同会。これから頑張っていこうという意味を込めて結成後初の大型イベントを考案。沖縄の歌や踊りなどの活動を行う団体に呼び掛け、開催にこぎ着けた。
参加団体は16組。県西部でエイサーや琉球民謡、琉球舞踊などを練習する団体をメーンに演技を披露。三線や太鼓を用いた迫力あるステージも見ることができる。山梨県から沖縄ポップスのバンドが参戦するなど県外からの参加者も。団体メンバーは趣味として歌や踊りを楽しんでいる方がほとんど。「プロではなく素人の方々の演技を見るのもまた面白いと思う」と同会会長の仲村満さん。最後には全員で琉球民謡「えんどうの花」を合唱する。
ステージ以外にも楽しめるブースを用意。仲村さんが趣味で集めた沖縄の絵本や紙芝居のコーナーを設置。自由に読むことができ、スタッフによる読み聞かせも行う。三線の体験コーナーもあり、スタッフが簡単な曲を指導し実際に演奏することができる。物販コーナーではサーターアンダギーやシークワーサージュースなどの沖縄名産品のほか、沖縄関連のグッズなども販売する。
「さまざまな沖縄芸能が集まるバラエティー豊かなイベント」と仲村さん。「沖縄のものを満喫できると思うのでぜひ足を運んでいただきたい」とも。
開催時間は10時~16時。雨天決行。